先週、阪神競馬場で行われました第39回

マイルチャンピオンシップは直線に入って

各馬競り合う中、中団より後方からレース

を進めた6番人気のセリフォスが大外から

一気に差し切って優勝。

初のGⅠ勝利を飾りました。

2着は内から馬群を割って伸びた8番人気

のダノンザキッドが入り、白毛のアイドル

2番人気に推されたソダシは好位から

伸びて来たものの3着に敗れ、1番人気

に推されたシュネルマイスターは5着に

終わりました。

今週は東京競馬場で国際招待競走

第42回ジャパンカップが行われます。

ジャパンカップは日本において1970年代

から世界に通用する馬づくりが提唱され

日本の競馬を世界の競馬にという機運が

高まり、1981年国際招待競走で日本

初の国際GⅠ競走として創設されました。

第1回は北アメリカとアジア地区から招待

馬を選出しましたが、翌年からは招待範囲

がヨーロッパ、オセアニアにも広げられ

参加国の多さからも当時は日本で競馬の

オリンピックがついに開催されると言われ

ました。

 

思い出のレースは、この年からヨーロッパ

やオセアニア地区からも参戦となった

第2回ジャパンカップです。

このレースにはGⅠ競走16勝の北米

最多勝利記録を持ち、エクリプス賞

年度代表馬に2回選出され、後にアメリカ

競馬名誉の殿堂博物館に殿堂入りした

アメリカの英雄ジョンヘンリーをはじめ

ワシントンDCインターナショナル等

GⅠ4勝をあげている名牝エイプリルラン

や翌年の1983年にフランス、アメリカの

2か国で年度代表馬に選出され凱旋門賞

ワシントンDCインターナショナル等

優勝するフランスの名牝オールアロング等

国際的名馬が参戦した他、イタリア、

ドイツ、カナダ、オセアニアからも参戦が

決まり、真の国際競走となりました。

これを迎え撃つ日本勢は前年の日本勢

の大惨敗を受け、大レースの勝ち馬達が

怖気づいたのか次々に回避してしまい

後の有馬記念優勝馬ヒカリデュール

地方から中央入りし宝塚記念を勝った

カツアールやトドロキヒホウ、スイート

ネイティブ等、第1回に比べるとやや

小粒感が否めないメンバーとなりました。

第1回優勝馬はアメリカのトップクラスでは

ない牝馬メアジードーツで、日本勢がこと

ごとく惨敗する中、当時のコースレコード

を1秒更新して勝ったことから、今回は

メンバー的にどう見ても日本勢の出番は

無く、国際的名馬達の競演に日本中の

競馬ファンの注目が集まりました。

 

当日は絶好のコンディション中、スタートし

まずは日本のカズシゲが先手をとって

逃げてスローペースに持ち込む中、ジョン

ヘンリーは先行し、オールアロングとヒカリ

デュールは中団を進み、エイプリルランと

ハーフアイストは後方からというレース

展開になりました。

第3コーナーでジョンヘンリーが仕掛けて

2番手に上り、ペースが一気に速くなる中

第4コーナーまではカズシゲが先頭で馬群

は一団となったまま直線に入りました。

直線、各馬横一線となる大接戦となり、

最初にジョンヘンリーが脱落する中、ヒカリ

デュールが伸びて見せ場を作りましたが

すぐにスタネーラが一瞬先頭に立つも、

内から鋭く伸びてきたオールアロングが

一気に先頭に立って抜け出す勢いも、

大外からエイプリルランと6番人気の

ハーフアイストが強襲して追い込み、

ハーフアイストがエイプリルランとオールア

ロングをゴール前で一気に交わして差し

切って勝ち、2年連続でアメリカ馬の優勝

となりました。

2着にはクビ差でオールアロング、更に

クビ差で3着にエイプリルラン、4着には

スタネーラが入る等、2着から4着までは

初参加のヨーロッパ勢が独占し、歴史と

伝統の重さを見せつける結果となりました。

日本の最先着は5着のヒカリデユールで

逃げを打って最後まで粘ったカズシゲが

6着と健闘しました。

注目の1番人気のジョンヘンリーは遠征

疲れが出たのか、直線で沈み13着に

終わりましたが、国際的名馬達の威厳と

迫力と底力に圧倒されたレースでした。

今週は今年の東京競馬場でのフィナーレを

飾る第42回ジャパンカップが行われます。

久しぶりに外国の有力馬が参加してくれた

ような気がします。

やはり日本ダービー馬シャフリヤール

実力馬ダノンベルーガ、巻き返しを図る

ヴェルトライゼンテ、勢いのあるヴェラ

アズール、外国馬ではオネストに注目

しています。

そしてデアリングタクトは無事に完走する

ことを祈っています。

今週も全馬の無事を祈りながらレースを

観ます。