先週行われましたグランプリレース第66回有馬記念は

ファン投票1位で1番人気に推されたエフフォーリアが直線で

力強く抜け出してディープボンドとクロノジェネシスの追撃を

堂々と押さえて優勝し、日本一に輝きました。

エフフォーリアは馬体が充実し、まさに貫禄も出てきました。

今まで日本の競馬界を牽引してきたコントレイルやクロノ

ジェネシスが引退する中、来年の活躍が期待されます。

2着には5番人気のディープボンドが入り、グランプリ4連覇

そしてラストランとなったクロノジェネシスは直線で追い込むも

3着に敗れました。

同じくラストランとなった菊花賞馬キセキは4コーナーで一瞬

見せ場はあったものの10着に敗れました。

クロノジェネシスもキセキも最後まで頑張ってくれました。

クロノジェネシス、キセキ、本当にお疲れさまでした。

そしてありがとうございました。

次のステップでの活躍を期待しています。

 

2021年の中央競馬の全日程が終了し、今年も

あとわずかとなりました。

今年もコロナ禍の中での開催となり、とても残念です。

そして、今年も数々の功績を残した名馬達が天国へと

旅立っていきました。

クロフネ(23歳) 1月17日 没

アメリカ合衆国で生産され、日本で調教された外国産馬で

2001年春にNHKマイルC、ジャパンCダートを含む2戦を

大差でレコード勝ちしました

エイシンサニー(34歳) 2月17日 没

1990年の優駿牝馬(オークス)、報知杯4歳牝馬特別に

優勝しました

アブクマポーロ(29歳) 2月21日 没

東京大賞典、帝王賞、川崎記念(2回)。NARグランプリの

年度代表馬部門を2年連続で受賞。ダートグレード競走初期に

地方競馬側の総大将として君臨し、地方競馬における最強馬の

1頭と言われています

シーザリオ(19歳) 2月27日 没

2005年の優駿牝馬(オークス)、アメリカンオークス招待Sに優勝

その年の最優秀3歳牝馬に選出されました。

繁殖牝馬としても菊花賞馬エピファネイア、皐月賞馬サートゥル

ナーリアを輩出しました

ジャングルポケット(23歳) 3月2日 没

2001年の東京優駿(日本ダービー)、ジャパンカップに優勝

その年の年度代表馬、最優秀3歳牡馬に選出されました。

種牡馬としても天皇賞馬ジャガーメイル、菊花賞馬オウケン

ブルースリ、オークス馬トールポピー等、多くの名馬を輩出

しました

ネオユニヴァース(21歳) 3月8日 没

2003年皐月賞と東京優駿(日本ダービー)に優勝

その年の最優秀3歳牡馬に選出されました

種牡馬としてもダービー馬ロジユニヴァース、有馬記念馬

ヴィクトワールピサ、皐月賞馬アンライバルド他、多くの

重賞勝ち馬を輩出しました

レガシーワールド(32歳) 8月18日 没

1993年、日本調教の騸馬として初めてジャパンカップに優勝

その他セントライト記念に優勝し、有馬記念では2着に健闘

ドゥラメンテ(9歳) 8月31日 没

2015年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)に優勝

その年の最優秀3歳牡馬に選出されました

種牡馬としても菊花賞馬タイトルホルダーを輩出しました

ウメノファイバー(25歳) 9月12日 没

1999年の優駿牝馬(オークス)、クイーンカップに優勝

その年の賞最優秀4歳牝馬に選出されました

アグネスデジタル(24歳) 12月8日 没

米国で生産、日本で調教された外国産馬として中央・地方

日本国外を転戦して芝とダートを問わず活躍した元祖二刀流の

馬でマイルCS、天皇賞(秋)、香港カップ、フェブラリーS、

安田記念等に優勝、GⅠレース6勝をあげました。

2001年度最優秀4歳以上牡馬に選出されました。

種牡馬としても2014年ジャパンダートダービーに優勝した

カゼノコ等などを輩出しました。

ノボトゥルー(25歳) 12月9日 没

米国生まれの日本の競走馬で2001年フェブラリーSに優勝

88戦11勝 無事これ名馬として長く活躍しました。

私達はあなた達から夢と勇気と希望をもらいました。

私達はあなた達の名前や功績を決して忘れることはありません。

天国でゆっくり休んで下さい。

長い間本当にお疲れさまでした。

そしてありがとうございました。