先週行われました第69回クイーンステークスは3番人気の

テルツエットが直線で抜け出して優勝。

1番人気のマジックキャッスルは直線で差されて2着と

なりました。

また、東京オリンピック総合馬術個人で戸本選手が

89年ぶりのメダル獲得は逃すものの、見事4位入賞を

果たしました。

人馬一体となった本当に素晴らしい走行でした。

戸本選手そしてヴィンシー号、本当にお疲れさまでした。

今週は昭和期に係わる重賞レースが無いため、ある記事に

関して、ふと感じたことについて書かせ頂きます。

少し前になりますが、スポーツ紙の部長が競走馬に対する

「死んだ」という表現に一石を投じていました。

それというのは、ある騎手が宝塚記念等GⅠを3勝した名牝

スイープトウショウの死を報じた各紙の記事や見出しについて、

腸捻転のため「死ぬ」「死す」「死んだ」と書いていたが、確かに

死んでいるんだけれど、もうちょっと違う別の書き方は

無いんかな、ちょっと考えてよというメッセージに対し、メディアに

身を置く身として考えさせられたとのことでした。

そのスポーツ紙の記者も腸捻転のためノーザンファームで死んだ

と書いていましたが、本心としては「亡くなる」「死亡した」と書き

たかったものの、いずれも人の死に限られる用語で原則として

使えなかったとのことです。

その後シーザリオ、ジャングルポケット、ネオユニヴァースと

悲報が続きましたが、やはり同じような書き方しか出来なかった

そうです。

またスポーツ紙の部長は、

命名された競走馬は半ば擬人化され、馬主、生産者、厩舎

関係者はもちろん、ファンの思い入れも深く、騎手にとっては

ともに勝利を目指す相棒であり、ある意味ペット以上の繋がりが

あり、だから「死ぬ」「死んだ」という冷めた表現に違和感が残る

のはよく分かる。

まだ「病死した」「急死した」の方が受け入れられるか。

サラブレッドの死はキツネが死んだ、蛇が死んだ等とは確かに

違う意味合いがある。

死去、逝去、他界、訃報等は、死亡と同様で人に限られるが、

息を引き取った、永眠した、旅立ったなどは許されていいだろう。

少しでも敬意を込めた書き方を模索することは、◎○▲を打つ

ことでしか愛情表現できなかった競走馬への、せめてもの償いに

なると思うのだ。と述べていました。

確かに私もスポーツ紙を見て、名馬達の死を報じる際の、死んだ

との表現には、何か冷たい感じがして、名馬達に対する敬意が

あまり感じられないと思っていました。

だから自分がブログで名馬達の死に関して書くときは、人の

死に対する表現になるかも知れませんが「天国に旅立った」

「生涯を終えた」「天寿を全うした」「この世を去った」等、

私なりに名馬達の功績を称え、最大限の敬意を払って書かせて

頂いています。

そして、今週も全馬の無事を祈ってレースを見ます。