3冠馬3頭が参戦し、競馬史上に残る世紀の一戦となった
第40回ジャパンカップは、1番人気のアーモンドアイが優勝し、
有終の美を飾りました。
国枝調教師、ルメール騎手、そして関係者の皆様、本当に優勝
おめでとうございます。
そして全馬が事故なく、無事にレースを終えた事が本当に嬉しく
思います。
レースはキセキの玉砕的な大逃げで盛り上がりましたが、
最後の直線に入って、アーモンドアイがキセキを捕らえ、抜け
出した瞬間、もう涙が止まりませんでした。
アーモンドアイの引退レースということで、パドック、返し馬、そして
ウイニングランを万感の思いで、しっかり目に焼き付けました。
最後は3冠馬3頭の戦いになり、3冠馬のワンツースリー決着。
本当に絵に描いたような素晴らしいレースになり、夢のような
瞬間に、しばし酔いしれてしまいました。
このような競馬史上に残るレースを観れたことを心から嬉しく、
感謝しています。
まさに戦前のクリフジ、戦後のアーモンドアイと言っても過言
ではありません。
2着初めて敗れたとはいえ、2着3着だったコントレイルや
デアリングタクトも無敗の3冠馬にふさわしい、本当に見事な
レースだったと思いますし、各馬が死力を尽くした頂上決戦に
ふさわしい素晴らしいレースだったと思います。
そして、アーモンドアイが勝った瞬間やウイニングランの時に、
期せずして起こったアーモンドアイを心から称える拍手にも
感動しました。
また、海外メディアからもアーモンドアイへの賛辞の声が続出し、
レース前やレース後での海外らしい粋なコメントにも感動
しました。
レース前には、「今年のジャパンカップを一文で言い表すことが
できるか?できないだろう。例え2000語を使っても良いと
言われても、まだまだ足りないはずだ」
「このレースを見るために東京の街から人々はいなくなるだろう。
通常なら10万人を超える観衆がいるが、今回は制限される。
歴史的なレースを目撃できる観衆たちは信じられないほど
ラッキーである」と伝えていましたし、
レース後には、豪競馬専門メディア「レーシング.com」公式
ツイッターでは「よくやった。グッドガールだ。なんという勝利、
なんという馬だ。アーモンドアイの壮大なキャリアに祝福を」と
投稿され、別のツイートでも「おとぎ話のようなラストだった。
素晴らしい勝利。みんなアーモンドアイのことが大好きだ」と称え、
豪州の専門局「スカイ・レーシング」公式ツイッターは、実際の
最後の直線シーンの動画と共に「なんという瞬間!アーモンドアイ
はジャパンカップに勝利し、その卓越したキャリアを終えた」と
脚光を浴びせ、更に海外競馬専門サイト「ワールド・ホース・
レーシング」公式ツイッターは「彼女はただ驚異的なパワーと
精神力を見せつけただけなんだ」というルメールのコメントを
引用し、「クリストフ・ルメールはアーモンドアイの2020年
ジャパンカップでの素晴らしい勝利について、あれは彼女
にとっての最高の走りだった賛辞を送りました。
英専門メディア「アット・ザ・レーシーズ」公式ツイッターも
「思い出をありがとう。アーモンドアイ!」と感謝を記していました。
これでアーモンドアイのレースを観れなくなるのは、淋しくて
残念ですが、ひとまずは故郷北海道に帰って、しっかりと休んで
第二の馬生を送って欲しいと思います。
いつかアーモンドアイの仔が海外GⅠレースで活躍し、その
偉大な血が未来に受け継がれていくことを心から願っています。
アーモンドアイ、本当にお疲れさまでした。
そして、夢と勇気と元気をもらい、本当にありがとうございました。
いつか北海道で逢える日を楽しみにしています。

