そらは2020年12月16日、14年と39日の生涯を閉じました。
家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。

 

2020年4月20日未明

元気いっぱいだったそらが

急変した

 

肝細胞癌と宣告されてから

約2年の月日が

流れてた

 

急変してから

244日間

一日一日

そららしく

生きて

お空へと上っていった

 

そんなそらと共に

命と向き合い

過ごすことができた

私達家族は

数えきれないほどの

幸せをもらった

 

急変からの日々にtime slip


乙女のトキメキ 243日目 乙女のトキメキ

 

『そら日記』より 

 

2020年12月18日(金)

 

この日は

2週間前に受けた

年一回の経過観察中の

超音波検査と血液検査の結果を

聞きに病院へ行く日だった

 

そらがお空に行ってから

検査に行くのが嫌で

そらの調子が安定している日に

行ってきた

もちろん検査結果も

そらがいる時に行くつもりでいた

おしっこだけさせて

寝ている間に行って・・・なんて

考えてた

でも

そらは棺の中にいた

まだリビングにいる安心感からか

不思議と普段通りに

「そらくん行ってくるね」って出かけた

 

本当なら

超特急で帰ってくるはずだった

慌てなくていいんだって

それが悲しかった

 

検査結果は現状維持だった

 

 

ピンクハート

 

 

帰宅後は交代で

棺の中に入れるシュークリームと

ドライアイスを買いに

お父さんが出かけた

 

そらは

2回目の急変(6/9)後

固形物が入っていかなくなった

どうにか食べられるもの

喜んで口にしてくれるもの

美味しくて栄養があるもの

カスタードクリーム気づきならと

あげたのがはじまり

 

それから毎日かかさず

ケーキ屋さんかシャトレーゼの

シュークリーム一個分の

カスタードクリームを

お空に旅立つ前日まで

ペロリと舐めてたよだれ

 

お父さんは

この半年間一日おきに

早番は会社帰りに

遅番は出勤前に

シュークリームを買いに行ってくれた

何度足を運んだだろう

 

お父さんは

よく動いてくれたな

私の化粧品やパジャマも買いに行ってくれた

パジャマがあまりにも

おばあちゃん用みたいで笑えた笑い

だんだん心配になってきた頃からは

スーパーでの食材の買い物も

おかげでお肉の種類覚えてくれた

そらのおかげかなと

ちょっと思う

 

お父さんが

いっぱい動いてくれたおかげで

私はそらのそばにいてやれた

それなのに

私に感謝してるって

私のおかげで

そらはこんなに生きてくれたって

言ってくれた

 

 

イエローハート

 

 

午後はまた交代で

今度は私が

お花屋さんに出かけた

そらのために自分で

お花を選びたくなった

そらくんカラーのお花が欲しかった

空色の花は少なくて

淡くて優しい青色のお花を

買ってきた

 

 

 

 

イエローハート

 

 

午後

ご近所のKさん(奥さま)が

そらに会いに来て下さった

そらはKさんご夫妻には

たくさん可愛がっていただいた

特に5年前に亡くなったご主人さまと

そらとの出会いは

とっても懐かしく記憶に残っている

 

そらが5、6歳の頃かな・・・

朝のお散歩中にKさん宅の前を

通りかかった時

犬好きのKさんが

そらのもとへ来て下さった

その時のそらは警戒心が強くて

後ずさり

そんなそらにKさんは

これでいいんだ

お利口な犬だって

褒めて下さった

 

まるで言葉が分かったかのように

そらがKさんを大好きになるのに

時間はかからなかった

 

次に会った時には

あっ気づきって自分から近づき

その次には

しっぽふりふり

それからというもの

Kさんに会いたくて

フェンスの扉の前で

座り込み

お部屋から出てみえるのを

ひたすら待ってた

 

 

 

 

 

 

犬も自分を認めてくれる人は

共通の言葉なんてなくても

通じるんだなって思った

 

こんなご主人さまとの思い出話を

Kさんの奥さまとお話した

そして

棺の中のそらの頭

いっぱい撫でて下さった

 

そらのお散歩で

繋がったご縁

大切にしたいなと思う

 

 

ピンクハート

 

 

夕方には

近所のお友達も来てくれた

会えば話に花が咲くお友達

ふたりのおしゃべり

子守歌にして

よく寝てたなぁ大あくび

今日も聞こえていたかな

 

そらが小さい頃から好きだった

りんごを今日もいただいた

 

 

イエローハート

 

 

昨日今日

そらに会いに来て下さった方々は

そらがここで生きた証

 

もっと一緒に生きたかった

もっと一緒にお散歩したかった

もっと一緒に夕焼けを見たかった

もっと一緒におやつタイムしたかった

もっと一緒に旅行に行きたかった

もっともっと

言い出したらきりがない

 

本当は

14年間

最高に幸せな時間を過ごしたと

満足しなきゃいけない

だってそらは

生き抜いたんだもんね

 

そら

楽しかったね

 

私が84歳まで生きれたとして

人生の6分の一を

そらと過ごしたことになる

 

幸せな時間だったなハート

 

 

 

 

 

そらのこれからの毎日が
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~