一日一日生きて…99　先生のぜひ！って言葉好きなんだなぁ

そらは2020年12月16日、14年と39日の生涯を閉じました。
家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。

2020年4月20日未明

元気いっぱいだったそらが

急変した

肝細胞癌と宣告されてから

約2年の月日が

流れてた

急変してから

244日間

一日一日

そららしく

生きて

お空へと上っていった

そんなそらと共に

命と向き合い

過ごすことができた

私達家族は

数えきれないほどの

幸せをもらった

急変からの日々にtime slip

　99日目　

『そら日記』より　

2020年7月27日（月）

8：15　おはよう

朝から

お庭でいいウン○

夜中3時半に

おしっこしたから

おしっこはする気なし

それからは

いつも通り

元気な朝のスタート

あっお父さんいる

お父さん有休でお休み

和室の戸をかりかり

開けて開けての催促

トコトコ入って

変わった様子はないか確認して

最後に寝てるお父さんを

上からのぞき込んでペロペロ

「おはよう」って

言うだけ言って

自分はキッチンへ

僕はごはんって顔してね

9：50　遅めの朝ごはん

しっかり食べて

すいかジュースも

ペチョペチョ飲んで

また和室へ

「僕ごはん食べたー」って

寝てるお父さんに報告

その後も何度も

お父さんの様子を見に和室へ

なかなか起きてこない…

そのうち中には入らず

入り口からお父さんを確認

早く起きないかなぁ…って

見てた

11：30　S動物病院へ

前回10日分もらったお薬が

なくなった

お薬がしっかり飲めてるって

元気な証拠

そらはお父さんとお留守番

受付で

お薬だけでいいですか？って

いつも聞かれる

「元気にしています」って

S先生にお伝えしたくて

今日も診察室に通してもらった

いつも通りのお薬を10日分

そらの命を繋いでくれてるお薬

大事にもって帰ってきた

帰宅した時の

そらの喜び方が

これまた嬉しくて

そらの最高に嬉しい時の仕草

飛ぶように走って

喜んでくれた

お写真撮れないよ

頭の中に

大事にしまっておくからね

今日は朝一ウン○も出たので

お腹もすっきりだったのか

一日中よく寝てた

気持ちよく寝ているから

大丈夫なのに

やっぱり心配になってしまう

ごはん完食したし

盛りだくさんのおやつに

にこにこだったし

ほら！いいウン○も出たし

安心材料探しに一生懸命

ステロイドを与え始めてから

かれこれ1ヶ月と10日

最初は与えること自体不安で

ステロイドを与えることはいいのか

与える量なども

大学病院腫瘍科のＩ先生に

お電話でご相談させて頂いた

あれからもうすぐ1ヶ月

早いなぁ

一日一日大切に過ごしていても

こんなにも早く過ぎていく

夕方

Ｉ先生にここ一ヶ月のそらの様子を

メールでお知らせした

お忙しいこと分かっているけれど

いつも最後にかけて下さる

「また連絡下さい」の言葉に

甘えさせていただいて…

大学病院腫瘍科Ｉ先生へメール
そらはずっと元気にしています
から始めて…つらつらと・・

◆ステロイドを３日おきに飲ませていること
6種類混合粉薬も続けていること
◆食欲もあって
はじめてうなぎの蒲焼きを食べたこと
◆手作り食にして
マグロのお刺身が好きなことを知ったこと
◆便の状態もよく排便後も平気で倒れないこと
◆お腹はさらにパンと膨らんで怖いけれど
水が溜まっている様子はないこと
◆減り続けていた体重が増えたこと
これは腫瘍が大きくなったのが原因で
安心じゃないですよね…って
お聞きしてみた
・
・

こうしてお伝えできることが
嬉しかった

♡♥♡♥♡♥

早速Ｉ先生から
温かいお返事のメールが届いた

そらちゃんお元気そうで何よりです。

・

体調を持ち直してくれて、

正直なところ驚いています。

・

おそらく徐々に肝臓の腫瘍は

大きくなっていきますので

安心はできないでしょうが

今のような状態を維持できれば

本人の負担は最小限になるはずです。

・

また経過をぜひ教えてください。