一日一日生きて…43　倒れるのは怖い　先生と話して…

そらは2020年12月16日、14年と39日の生涯を閉じました。
家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。

先日

とっても嬉しい事が

・

プーママさんのブログに

マクドナルドへ

にこにこで

お買い物に

出かけるそらがいました

マックが好きなそらに

作って下さいました

プーママさん

お写真いただきました

プーママさん家の

メイプルちゃん

いつも可愛いお洋服

着せてもらって

自転車に乗ってる姿が

可愛くて

一目惚れしてから

ずっと

繋がらせていただいてる

プーママさん

ありがとうございました

急変からの日々にtime slip

　43日目　

『そら日記』より　

2020年6月1日（月）

今週は早番勤務のお父さん

早朝出勤時

そらは夢の世界

ソファで

ひっくり帰って

気持ち良く寝ていたらしい

私が起きた時は

ソファで

手足伸び伸びと

横になって寝ていた

シャッター開けたら

太陽の日差しで

お顔がまぶしくて

「朝」って一旦起き上がって

また寝た

私に呼ばれて…

8：20　お庭でおしっこ

お薬とサプリちゅーるで飲んで

玄関の土間へ降りて

また二度寝

朝は

リビングのクーラーが

まだ点いていないので

玄関土間のタイルの方が

ひんやり気持ちいいこと

分かってて

そこに行く

1時間くらい寝たかな…

リビングにお顔だしたので

早速

朝ごはん

食べっぷりは

すごくいいとは言えないけれど

お気に入りは食べてくれた

その後

ウン○させなきゃな

分かってはいるけれど…

今日は近くの公園

草刈りしてて入れない

道路で倒れるのが

やっぱり怖くて

出かけられなくて

時間だけが過ぎていく

12：00

ウン○がしたいそら

お庭ではウン○してくれなくて

スタスタお外へ

大丈夫かな

そんなこと思いながら…

ウン○した後

一人ではじっとさせられなくて

歩かないようにと

リードを引っ張ったのも

いけなかったかな…

やっぱり

倒れてしまった

車通りから少し入った細い道で

よかった

支え方も下手だったね

苦しそうな声が

辛くて

ごめんねしか言えなくて

起き上がるまで

待つしかなくて

起き上がらなかったら

どうしよう

頭をかすめてく

起き上がったそら

素直に抱っこされて

帰ってきた

その姿が

その表情が

本当に可愛い

帰宅して

ハウスに入って

何だか考え事してた

自分でも

なんかおかしいなぁって

思っているのかな

倒れることが続いて

やっぱりショックで怖くて

こんな時

一番安心して相談できるのは

やっぱり

大学病院のＩ先生

今まで何度も

いっぱいお時間を作って

お話して下さった

腹をくくることの大切さ

教えて下さった

これまでも

今後起こりえることを

私が慌てないように

辛いことも

きちんと

ゆっくり落ち着いて

お話下さった

だから今回も

頼ってしまった

大学病院のＩ先生にメールした
「もうどうしたらいいでしょう」って
倒れる状況をメールでお知らせした

・倒れる頻度が増えたこと
・最近は全て排便後に倒れていること
・倒れた時の状況は
意識はあること
でもしばらく立てないこと
時に苦しそうに声を出すこと
地面に頭をゴツンしたこともあること
しばらくして落ち着いたら抱っこしてること等

・お腹の調子もよくてウンチもいいこと
・ごはんは食べてること
・甘いものはお目目が輝くこと

メールすれば必ずお電話を下さる
19：00電話が鳴った

「ちょっと調べてみました」って

◆排便で踏ん張る時に
腸の中にある迷走神経が圧迫されて
頻脈虚血状態になり
低血圧になることで
血流が少なくなり脳に血が流れなくて
失神するのだろう

◆申し訳ないけれど
薬はなくて
排便後しばらく
お座り状態でいることでしか
防げない

申し訳ないけれど…って言葉は
先生の優しさ

私も受け入れなきゃなと思った

体力が落ちてきてるのも確かで
便を腸に溜めない方がいいとのこと
明日からは
迷ってなんかいないで
ちゃんと朝
外に連れていこう

Ｉ先生とお話した後は
元気になってる私がいる

お昼に倒れて

自分でも考え事してたそらも

夕方お父さんの帰宅で

気分は一新