家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。
2020年4月20日未明
元気いっぱいだったそらが
急変した
肝細胞癌と宣告されてから
約2年の月日が
流れてた
急変してから
244日間
一日一日
そららしく
生きて
お空へと上っていった
そんなそらと共に
命と向き合い
過ごすことができた
私達家族は
数えきれないほどの
幸せをもらった
急変からの日々にtime slip
31日目
『そら日記』より
2020年5月20日（水）
早番勤務で
4時半に起きてきたお父さんに
今朝はしっぽ振って
おはよう
って言いに行った
普段は熟睡してる時間なのに
まだ早いよ
おやすみ
と言われて
素直にソファに戻って
またすぐに寝た
8：00おはよう
朝ごはん
ちょっと食べつきが悪くて
ささみ削りが大活躍
いつもよりたくさん振りかけて
パクパク食べた
食べて寝たら
寝てる間に買い物に
途中
ホームカメラに映るそらを
スマホで確認しながら
ソファで寝てると分かっても
心は急ぎ足
何だか心配になるから
お買い物はいつも超特急
買い物から帰って
荷物は後回し
そらの遠くなったお耳に
聞こえるように
わざと大きな音たてて玄関入って
大きな声で
そらくーん
ただいまって
音にか声にか…気づいて
しっぽふりふりしながら
起きてきた
ひとしきり再会の喜び
離れて一時間ちょっと…
人が見てたらきっと笑われる
でも私は
そこにそらがいただけで
嬉しくてたまらない
そらは
そんなことより…と
お手してた
ささみチップペロリして
冷蔵庫もかりかり
買ってきたばかりの
マグロのお刺身
美味しそうに食べた
しめは命のスープ
そらが急変し
迷って迷って
S動物クリニックに行ったのは
一ヶ月前
その日に処方していただき
飲めるかな
いつまで飲めるかな
そう思いながら一ヶ月
そらの命を繋いでくれてるお薬
今日も病院へ
お薬をもらいに行けた
ひとりで入る診察室
そらくんは
負担になるから
連れてこなくてもいいよ！と
いつもそらの様子をお話して
帰ってくる
その時に返して下さる言葉に
ホッと安心したりして
帰ってくる
この時間が
今の私にはとてもありがたい
皮下点滴 出来ない
S動物クリニック4種調合粉薬B 8：00 19：15・アモキシシリン（抗菌剤）
・ファモチジン（胃粘膜保護剤）
・セレニア（制吐剤）
・トラマール（がん疼痛治療薬）
消炎鎮痛剤オンシオールビオフェルミン調合 8：00
ディアバスター 14：15
免疫サプリ『スーパーオリマックス』 8粒 アミノ酸サプリ『アミノピュアー』4匙 ハタ乳酸菌サプリ『LCH菌活倶楽部』0.5
命のスープ 450ml ちゅーる3本/1日 9：15 卵1/2 鮭1 鶏ささみ大根人参かぼちゃブロッコリーじゃがいも茹でキャベツ
12：00 手作りささみチップ1 マグロ刺身30g
17：15 あんドーナツ 20：30 サンマ2/3 タラ1 鶏ささみ30g大根人参かぼちゃじゃがいもキャベツ
22：30 プリン 小魚
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
～そらの癌再発で誓った思い～