そらは2020年12月16日、14年と39日の生涯を閉じました。
家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。

 

 

おすましペガサス

 

2020年1月にtime slip

 

季節外れの記事です

ペコリ

照れ

 

『そら日記』より 

 

2020年1月12日(日)

 

ちょっと前

朝一恒例だったいたずら

そら

しばらく忘れていたけれど

今朝は久しぶりに思いついた気づき

 

洗面所からバスタオル

得意気に引きずってきた

 

元気な姿が

私にはまぶしい

目を細めちゃう

 

 

ピンクハート

 

 

朝さんぽ

今日も近くの公園

行き車車 帰り歩きあしあと

 

 

イエローハート

 

 

夕方さんぽ

町内にあるおばあちゃん家へ

車に乗って5分車ダッシュ

もしかして手術後はじめてかも…

一年半以上ぶり

 

お家の前に車を停めて

まずは周辺お散歩あしあと

お散歩終えて

ちゃんと自分で帰って行くから

おばあちゃん家の場所

分かっている

 

勝手知ったるおばあちゃんの家

裏庭に行く入り口から

スタスタ入って台所側へ

 

台所に上がるには

ちょっと高い段差がある

上手に飛び乗れたOK

 

「そら」って名前の書いた

白い陶器の器で

お水もらったら

 

ピンク音符ピンク音符ピンク音符

 

↓ 2017年夏 そら10歳の時

おばあちゃん家で撮った写真

 

 

ピンク音符ピンク音符ピンク音符

 

 

次はおやつとばかりに

しっぽフリフリ

催促のわんわん

大好きな田作り

いっぱいもらって

大満足

 

満足したら

「さて帰ろうかびっくりマーク」って

立ち上がって帰る気まんまん

本当に

気ままなんだから笑い

 

台所に上がる時

飛び乗った段差

降りる時は抱っこだよ

 

 

ピンクハート

 

 

夕ごはん

固形物が残っていた

ころころれんこんと

キャベツの芯の部分

 

なるべくつぶしたり

細かく切ったりしてたけれど

食べにくかったのかな

 

お肉にマグロ、お豆腐は

もっとちょうだいって

お手して

パクパク食べてたから

大丈夫

 

きっと固形物は

腫瘍が胃、腸を圧迫して

食べにくいんだね

 

気をつけなきゃね

 

 

 

2020年1月13日(月)

 

朝ごはんに

今日はキャベツを細かく切って

卵で炒め和え作ってみた

 

 

喜んで食べてくれた

にっこりしてしまう

 

 

ピンクハート

 

 

そらの手作りごはんと

命のスープに

欠かせないかぼちゃ

 

先日

『りょうおもい』メモっていう

北海道産のかぼちゃを買ってみた

料理してるとほこほこしてる

 

ここ数日

輸入物と明らかに違う

そらの食べっぷり見てると

美味しいことは間違いないみたい

 

そらの味の感覚に

感心する

 

今さらだけど検索してみた

 

メモ『りょうおもい』

 

ホクレン(北海道内JA連合会組織)

オリジナルのかぼちゃの品種

 

日本では「冬至」に

元気に冬を乗り越えようと

栄養たっぷりのかぼちゃを

食べる風習がある

 

ただ…かぼちゃの旬は

夏から秋

冬はみずっぽくなってしまう

 

そこで

みんなの

「冬に美味しいかぼちゃを食べたい」

農家さんの

「冬に美味しいかぼちゃを届けたい」

 

このふたつの思いが実ったかぼちゃ

これが名前の由来だそう

 

特徴は・・・

冬でも

甘みがあってほこほこ
 

 

 

調べてみて

分かった

 

そらの味覚は

すご~い

 

食べっぷりが

違ったはずだね

 

さすが

食いしん坊そらくん

 

 

イエローハート

 

 

↓ 2017年9月撮影

食いしん坊そら 10歳

 

 

 

 

イエローハート

 

 

 

 

そらのこれからの毎日が
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~