そらは2020年12月16日、14年と39日の生涯を閉じました。
家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。

 

2019年1月のそら

 

そらが癌になって

はじめて迎える新しい年

 

2019年

 

1月の『そら日記』には

 

癌の文字

再発の文字

どこにも書いてなかった

 

心にあったはずの

不安な気持ちは

文字にしてなかった

 

きっと

 

そらがそれ以上に元気で

そらと一緒にいられる幸せで

 

毎日がきらきらしていた

一緒に笑って生きてた

 

あの頃を

今、この場所から

振り返ってみるとね

 

 

『そら日記』より 

 

2019年1月10日(木) 

 

今朝の気温-2℃だってビックリマーク

マイナスがついただけで寒く感じる

 

どうりで

遅番勤務で深夜に帰宅したお父さん

ソファで寝ているそらに

フリースの膝掛けを

体にかけていた

 

朝そのまま寝ていたzzz

そらのこんな姿が

ほっこりほっこり可愛い

しばらく見ていた

 

 

 

 

そんな日も

車と歩きあしあと

気ままな朝散歩で始まって

 

お父さんが2階から起きてきたら

今日もリビング走って喜んでアップ

 

夕散歩は二人で

車で5分のいつもの公園へ

ここの公園ちょっと久しぶり

 

いつもと同じ

大切な時間が

足早に過ぎていく

 

もっとゆっくりでいいのに…

 

 

 

雪の結晶    雪の結晶    ピンクハート    雪の結晶    雪の結晶

 

雪の想い出振り返ってみた ④

そら 8歳

 

そらが8歳の冬

 

 

年内

2014年12月18日に

【雪の想い出③】

 

新しく年が開けて

2月・3月に

 

そらが喜ぶ雪が

積もった

 

2015年2月10日

 

 

朝起きたら外の田んぼが真っ白

 

早速車で公園へ車ダッシュ

 

辺り一面雪が積もってた

 

カモシカがいてびっくりビックリマーク

 

 

カモシカの存在が気になって

リード引っ張って

帰ろうとする私

 

そらはまだまだ遊びたくて

 

珍しくそらが反抗した

 

私の靴にがぶり

足の動きを止めた

 

そらが独学で学習した

私の足の止め方

 

 

 

2015年3月11日

 

朝起きたら

辺り一面真っ白で

ポッポと雪が降っていた

 

幼い頃は

雪を見ると

 

お目目がキラキラになったそらも

【雪の想い出①】

 

8歳になったそらは

「今日は雪だ♪」くらいの喜びよう

 

それでも

 

体くねくね

雪に

お顔とお腹をすりすり

 

 

 

 

なんだかぎこちない

 

ダンスしてるみたい笑

 

 

 

 

 

そらのこれからの毎日が
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~