家族の心に数えきれない想い出と笑顔をいっぱい遺して旅立ちました。
肝細胞癌と宣告されてからの2年9ヶ月を、書き留めていた『そら日記』を読み返しながら、そらの想い出、今の日々を交えながら綴っていきます。
2019年1月のそら
そらが癌になって
はじめて迎える新しい年
2019年
1月の『そら日記』には
癌の文字
再発の文字
どこにも書いてなかった
心にあったはずの
不安な気持ちは
文字にしてなかった
きっと
そらがそれ以上に元気で
そらと一緒にいられる幸せで
毎日がきらきらしていた
一緒に笑って生きてた
・
・
あの頃を
今、この場所から
振り返ってみるとね
『そら日記』より
2019年1月10日(木)
今朝の気温-2℃だって![]()
マイナスがついただけで寒く感じる
どうりで
遅番勤務で深夜に帰宅したお父さん
ソファで寝ているそらに
フリースの膝掛けを
体にかけていた
朝そのまま寝ていた![]()
そらのこんな姿が
ほっこりほっこり可愛い
しばらく見ていた
そんな日も
車
と歩き
の
気ままな朝散歩で始まって
お父さんが2階から起きてきたら
今日もリビング走って喜んで![]()
夕散歩は二人で
車で5分のいつもの公園へ
ここの公園ちょっと久しぶり
いつもと同じ
大切な時間が
足早に過ぎていく
もっとゆっくりでいいのに…
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雪の想い出振り返ってみた ④
そら 8歳
そらが8歳の冬
年内
2014年12月18日に
新しく年が開けて
2月・3月に
そらが喜ぶ雪が
積もった
2015年2月10日
朝起きたら外の田んぼが真っ白
早速車で公園へ![]()
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辺り一面雪が積もってた
カモシカがいてびっくり![]()
カモシカの存在が気になって
リード引っ張って
帰ろうとする私
そらはまだまだ遊びたくて
珍しくそらが反抗した
私の靴にがぶり
足の動きを止めた
そらが独学で学習した
私の足の止め方
2015年3月11日
朝起きたら
辺り一面真っ白で
ポッポと雪が降っていた
幼い頃は
雪を見ると
お目目がキラキラになったそらも
8歳になったそらは
「今日は雪だ♪」くらいの喜びよう
それでも
体くねくね
雪に
お顔とお腹をすりすり
なんだかぎこちない
ダンスしてるみたい![]()
楽しい 美味しい 嬉しい 心地いい
そして
寂しくないように
そらの笑顔が消えないように…
~そらの癌再発で誓った思い~






