再会が盛り上がる中、話題は先輩に関することに。

 

先輩弟の話題にもなった。

 

そう、元々は先輩弟のことを私はこれでもかというほど好きで、恋に焦がれたあの先輩弟。

 

先輩弟の仕事のことや奥様のこと、お子さんのことなどが話題に出て、

 

先輩はそのお子さんたちとよく遊んでいるようだった。

 

「それが俺の役割かなと思って」

 

と。

 

…今子育て中の私の身からすると、我が子の遊び相手になってくれる自分の家族、最高!

 

とそんな感想は置いておくとして。

 

 

先輩弟の奥様も、先輩の話では、とてもとても良い方のようだったけど、今となっては

 

「よかったねぇ」

 

くらいにしか思わず。(笑)

 

 

なのに、仲の良かったとある先輩が、

 

「そういえばお前、アイツのこと好きやったよな」

 

と要らぬ発言をかましてきた。

 

「あ~そうやったよな~!」

 

と次々に反応するお姉さまたち。

 

そう、私の先輩弟好きは、当時から知れ渡っていたのだ。

 

だからこそ、先輩への想いは秘めざるを得なくて…私のアホ…。

 

 

「いや~私はもう15年以上お兄ちゃん一筋ですよ~!」

 

 

なんて言えるわけもなく、

 

「あったねぇそんな時も…何年前やねん…」

 

かなんか言ったと思う。この話ヤメテー!

 

 

「ったく…目の前にお兄ちゃんおるねん。答えにくいわ!」

 

と内心思っていた。

 

 

そして次は先輩の奥様である、女先輩の話題に。

 

女先輩も同じサークルだったので(世界せまっ)、女先輩のお友達も何人もその場におりまして。

 

 

その話題で記憶に残ったのは、先輩と女先輩はそれぞれの世界を大切にしているということ。

 

お互いを尊重しているんだなということが伝わってきた。

 

でもその中で、先輩は、

 

「ずっと平行線やねん。俺ここで、〇〇(女先輩)はここ(違うところを指差しながら)」

 

「絶対線が交わらへんねん」

 

そう言っていた。

 

女先輩のお友達はその部分を聞いていたのかどうか分からんけど。

 

 

私は、前に女先輩と会った時の会話を思い出していた。

 

「夫(先輩)は妻に家にいて欲しくて、でも私は外に出たくて」

 

具体的にこのことを指していたのかは分からないけど、そういうことなんだなと。

 

あと、ぼそっと先輩が呟いたのが、

 

「妹みたいな子がよかった」

 

たしかにそう言ったと思う。

 

この頃、すでに言われていたのかどうかは曖昧やけど、私は何度も先輩からこう言われていて。

 

「お前は俺の永遠の妹」

 

「俺はお前の兄ちゃんやからな」

 

当時は「妹か…圏外やな…」と落ち込んでいたけど、

 

「妹みたいな子がよかった」

 

この発言が引っかかったということは、きっとすでに言われてたんだろうな。

 

 

さて。

 

この宴会の様子は大先輩がちょくちょく撮影をしていて。

 

先輩と私がしゃべっている写真などが後から送られてきて、

 

「ほんまに会ったんやなぁ」

 

とその後も何度も見返しました。

 

お互いが目を見て、嬉しそうに会話している写真。

 

15年の時を経て、先輩と私は、久しぶりにお互いの顔を見ながら話したのでした。

 

心臓が耐えてくれてよかった。