いつもの旅館は客室がいくつかあり、大体ざっくりと、

 

男は1階、女は2階、と泊まる部屋が決まっていた。

 

 

私は同じく15年ぶりに再会したお姉さまたちと同じ部屋で寝た。

 

と言っても、大して寝れるわけもなく。

 

非日常なんだけども懐かしい、という気持ちに浸りながら朝を迎えた。

 

 

朝御飯も、前の晩と同じ席で食べたような…そうでなかったような…覚えてない。(汗)

 

先輩たちは、言わずもがな、ちょっと二日酔いな感じで、半分寝てそうな目をしていた。

 

 

忘年会後の朝はあっという間に終わる。

 

遅めの朝食をして、旅館近くのシンボルツリーのようなところで集合写真を撮って、ちょっとしゃべって解散だ。

 

 

なので、たっぷりと会話をすることもなく、さよならの準備に入った。

 

写真を撮って旅館へ戻る途中、まだ近くのベンチに座っていた先輩の写真を、後ろから撮った。

 

シンボルツリーと一緒に。

 

この景色を忘れないでおこうと。(忘れないけど)

 

 

その後、先輩と旅館まで歩いた。

 

何かしゃべったかな。覚えていない。

 

 

「次はいつ会えるのかな」

 

 

そう思った。

 

 

解散してからも、もう少しゆっくりしてもよかったけど、

 

家に残してきた娘のことが気になって、すぐに帰った。

 

 

運転席の窓からみんなに手を振った。

 

先輩も手を降っていた。

 

「気ーつけて帰れよ」

 

そう言われた。

 

 

あぁ、終わったなー、会えて良かったな…と思いながら、自宅に向かって車を走らせた。

 

 

帰っている途中で、先輩からメッセージが来た。

 

 

「よう来たな。相変わらずのしあで嬉しかったわ。次は夏のイベントか?」

 

 

私も嬉しかったよ、と思って、

 

「私も久しぶりに会えて嬉しかった。

 

もう少しゆっくり話せても良かったね。

 

たまにそっちに帰るけど、仕事忙しそうやんね」

 

と返した。

 

 

またしばらくして、

 

 

「ゆっくり休みながら帰りや。

 

たしかにも少し話できたら良かったな。

 

またこっちに戻ってきたら教えて」

 

 

と来たので、また会える…?と思って、

 

 

「ちょうど来月帰ろうと思ってるよー」

 

 

と返したら、

 

 

「ほなその日に会おう。

 

どこどこのあの店どう?

 

女先輩も行けるて」

 

 

と返ってきた!

 

 

15年ぶりの再会からの、先輩&女先輩とのランチが決まった。

 

 

2人を前に並べて大丈夫なのだろうか。

 

 

でも先輩にまた会えるなら、と思った。

 

 

 

帰宅後、ちょうど娘の昼寝時間で、寝てるかなーと思いながらそっと玄関を開けて入ったら、

 

夫と娘の頭から煙が出ているのが見えた。

 

グズグズの娘と、プスプスの夫。

 

これはアカンと、娘を昼寝させるべく車に乗せて、再びドライブしたのでした。