また時が流れ、娘が4歳になりました。笑
前回アップしたのは夏の終わり。今回は夏のはじめ。
我ながらおそろしい更新頻度です。
今日はなんだか心がザワザワするなと思いながらいつもの10年日記を書いていたら(6年前から書いている日記があるのです)、なんとちょうど5年前の今日が「12年ぶりに先輩の声を聴いた日」でした。
私は特にスピリチュアルな人ではないのですが…事実に気づいてゾクッとしました。
そしてついに更新に至りました。
ちなみに現在2人目を妊娠中で、臨月に入ったところです。
さあさあ、次はいつ更新するのでしょう。
出産までに書き終えたいけれど、今までのペースを思うと絶望的かしら。
なかなか「再会」までこぎつけれないのですが、気にはなってるんですー書き終えたいとー。
またひっそり更新します。できればこのザワザワを利用して、近日中に…。(きわめて怪しい)
先輩から10年ぶりのメッセージを受け取り、何とも言えない気持ちになり、年が明け、冬が終わって春が来た。
今の町に越してきて一年が経った。
私の最大の関心事は「妊娠」だった。
結婚をして3年、ちっとも授からない。
一年前に大きく環境が変わった。
仕事も、住む町も、家も変わった。
「環境が変わると妊娠しやすい」
という説もあり、私は大いに期待をしていたが、ちっともそのような展開にはならなかった。
ちょうどその頃、市内のイベントやお友達との出先で、よく出くわす女性がいた。
引っ越してきてすぐの時から顔と名前は知っていた。
歳は私より5つほど上のようで、優しくてやわらかい空気を持った人だった。
共通の知り合いもたくさんいた。
いつの頃からか、私はこの女性(あつこさん)と、話してみたいと思うようになっていた。
何でか分からないけれど、私はあつこさんに赤ちゃんを授からないことを聞いてもらいたかった。
そんな初夏のこと。
あつこさんのご両親が経営しているカフェに、夫が知り合いとランチをしに行くことになった。
私はその知り合いの方とは面識がなかったが、「奥様もぜひ一緒に」と言ってくださったのもあって、同席することになった。
あつこさんがたまにご両親のカフェを手伝っているのは知っていたので、会えたら嬉しいな、と思って店に向かった。
すると、あつこさんがお店にいた。
お客さんが少なかったのもあり、私は初めてあつこさんと世間話をした。
夫たちは早々にランチを済ませ、場所を移すことになったのだが、
「お客さんも少ないし、しあちゃんはゆっくりしていってね」
とあつこさんに声をかけられ、そうしてみることにした。
4人で座っていた席から、カフェのオーナーご夫妻が手入れをしているお庭がよく見える2人席へ案内され、仕事がひと段落したあつこさんが向かいに座った。
面識はあったものの、こうして話をするのは初めてで、でもその空間がとても心地良く、気づけば赤ちゃんの話をしていた。
結婚して子供を望んで3年が経つけど授からないこと。
このままずっと夫婦二人で暮らしていくのかと思うと気が重いこと。
母も義母も他界しており、子供も授からず、「母」というものに縁のない人生なのかと気持ちが沈むことなど、初めて話すにしてはディープな内容だった。
話しながら涙が出てきて、あつこさんの目からも涙がこぼれて、でもずっと私の話を聞いてくれた。
ひととおり話し終えたところであつこさんが言ったのは、
「赤ちゃんのことは大丈夫。しあちゃんは赤ちゃんの世界とつながっているから、そのうちおりてくるよ」
「しあちゃんのお母さんもすぐ上から見てる。呼べばすぐにおりてきてくれるよ」
といったもので、普通なら「変わったことを言う人だな」と思いそうなものを、彼女の雰囲気がそうさせるのか、私は嬉しくてまたさらに泣いてしまったのだった。
「そのうちって、いつですかぁーーー」と無理なことを言いながら。苦笑
それから1ヶ月後、またあつこさんのいるカフェに行くことになった。
また、たまたまお客さんが引いたタイミングであつこさんと話せることになり、
「他に話したいことある?」
と聞かれた。
先輩のことが頭に浮かんだ。
話したい。話したいけど…夫とも面識のあるあつこさんに話しても良いものか躊躇した。
子供のこと、母のこと、先輩のこと。
これらがずっと私の心に引っかかっていたことだった。
子供や母のことは話せても、先輩のことを話せる人はそうそういない。
ましてや夫も知っている人に話すのはどうなのか…でも聞いて欲しい…あつこさんに話せば何か変わりそうな気がする…
私は、結婚してからは決して誰にも口に出せなかった秘めた想いを、あつこさんに話しはじめたのだった。
秘めすぎていたので、ものすごい泣いたような気がする。
聞いてもらえてものすごくスッキリして、そこから思いがけない展開になっていった。