先輩&女先輩の家に行ってから2か月とちょっと経ったころ。
私は、先輩に、
「この間はお家に遊びに行かせてもらってありがとう」
と連絡をした。
「タイミング悪かったな。今度は会おうな」
と返事が返ってきた。
それからまた2か月が経ったころ、今度は先輩から連絡が来た。
「忘年会は行くんか?」
忘年会とは、先輩や女先輩、大先輩(以前に一度登場)、そして私が所属していた大学サークルの忘年会で、卒業したあとのOBOGが集まる恒例イベントだ。
先輩の結婚以来、先輩と出会わないように、近況が耳に入らないように、私がずっと避けてきたイベント。
先輩と最後に会ったのも、このイベント。14年前だ。
もう行ってもいいかな、というか、会いたいな、と思っていたが、当時私には1歳の娘がいて、しかも会場となる某旅館は私の家から車で3時間弱のところにあった。
娘を連れて行くにしても置いて行くにしてもちょっと厳しい。
なので今回は断念した。
その代わり、勇気を出して、
「今週末、実家に帰るよ。先輩はお休みやったりする?」
と聞いてみた。
すると、
「休みやけど、お義父さんとゴルフやねん。しあの実家の近くのゴルフ場やわ」
と返信が。
がっかりしたような、ほっとしたような。
心臓バクバクだったことだけは覚えている。
後日、そのゴルフ場からの写真が送られてきた。
誰も写ってないし、ちょっと見たことのある建物が遠くに写っていただけだったけど、写真を送ってくれたというのが妙に嬉しかった。
そして、忘年会の日。
宴会の写真と、月の写真が送られてきた。
酔っぱらった自撮り写真まで…。
私にも「写真送れ」と言ってきたので、娘と私の写真を送った。
「かわいいなー」
「ぴちぴちやなー」
と、娘に言っているのか私に言っているのか絶妙に分かりにくかったが、どっちのこと?とは聞けなかった。(笑)
ここから1年は、何も動きがなかった。
連絡もなかったし、私もしなかった。
しかしこの日から1年後、この忘年会で、私は先輩と15年ぶりに再会することになる。