幻想…宍道湖の夕日 | 2リットルのCBR

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1987年に中免取得
VT250FでライダーDebutを果たし
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三日目も天気に恵まれました!

今日は最終日ということで予定は緩めのスタート。

●旧JR大社駅(定番)
●出雲大社(ド定番)
●日本最後から二番目のスタバ
●日御碕灯台
●志津見ダム
●三瓶ダム
●宍道湖の夕日

まずは宍道湖の夕日に間に合うように動かねば。
松江の日没時間は午後5時31分。
従って午後5時前には宍道湖にstandbyしたい。

旧JR大社駅と出雲大社は目と鼻。
さくっと大社駅に寄り、出雲大社へ。
平日とはいえ『典子さま効果』なのか、
老若男女問わず賑わっていましたよ。


何気に私にこの旅で好印象を抱かせたのが
『日御碕灯台』
適度なワインディングはその昔、
男鹿半島の入道崎灯台を走った日を想起させます。
また、灯台が建つ麓にある断崖絶壁には胸躍り
気分はまさに『火サス』の主人公(笑)
断崖絶壁に腰を下ろし暫し放心状態。
気持ち良かったなぁ。
イカ焼き屋の優しいお婆ちゃんもポイント高しです。



今日のダム巡りは
残りのダムが山口県寄りに集中していたため
二カ所に留まりました。
ラストの三瓶ダムではささやかな"出会い"が。



そして昨日のリベンジ『宍道湖の夕日』
今日は雲が少なく期待値も上昇。
日没前にベスポジをキープ(これ大事)
燃えるようなオレンジ色のニクい奴を激写(古っ)



総てのミッションをノーミスでクリア。

総括として
今回、"印象の薄い県"という
有り難くない称号を持たされた
『鳥取・島根』を訪れたわけですが
私にはどうして居心地の良い県という印象が
強まりました。
特に鳥取の県民性には脱帽です。

まずドライバーのマナーが素晴らしい。
結局、クラクションの音を聞くことは
一度もありませんでした。
歩行者が居れば必ず道を譲るし
私のバイクも何度も譲って貰いました。
また爆音マフラーが居ない。
本当に静かで居心地の良い県でした。
何より『隼』に優しいし(笑)

鳥取は殆どの信号が昼間でも『黄色点滅』になっていることにも大いに納得しました。

ところで、ふと調べてみると
殺人事件が日本一少ない県が
鳥取だということが分かりました。
警視庁犯罪統計によると
2012年の鳥取県の殺人事件認知件数は
たったの『1件』で
全国の1030件に対して『0.1%』です。

そういえば鳥取と言えば
上田(うえた)嬢の『鳥取連続不審死事件』くらいしか 
思い浮かばない。
それだけ事件が少ないということだから
あの事件は、さぞ鳥取県内でも
大きなニュースとなったのでしょうね。 
また騙された男性方も
生真面目な鳥取の県民性を表しているような気がしてなりません。(全ては私の主観に基づくものですが)

対して島根は
ドライバーのマナーは良いのですが
ライダーのマフラーが煩かった印象が残ります。
特に日御碕灯台に50代と20代の父子と思しき2人が
ツーリングに来ていましたが
静寂な観光地の駐車場に二台とも爆音で入ってきて
観光バスの老人たちが辟易とされていました。
どちらも旧車。
また松江市内でも爆音を撒き散らす小僧が。
こちらも旧車。(千葉には沢山居ますが)

そういえば、
2009年の『島根・19歳女子大生死体遺棄事件』も
未解決のまま。
そして、今日、日御碕灯台の売店には
『柏木さん』という若い女性の
行方不明を知らせる貼り紙がされていました。
どれも私の主観の域を出ませんが、
この辺りにも鳥取との県民性の違いが
感じ取れるのかもしれません。

とはいえ、私が住む首都圏とは
全てにおいて雲泥の差で島根は穏やかだと言えます。
首都圏は、特異性のある殺人事件でない限り
ニュースでも特集を組んだりはしませんから。

話が大きく脱線しました。
閑話休題。

鳥取、島根は一括りにされてしまう県ではありません。
ツーリングするのに適しているかと言われれば
鳥取砂丘近くは各所にサラサラの砂が浮いていて
コンビニに入るのにもドキッとしたりしましたが
それでもそれを補って余りある魅力のある県でした。

隼にお乗りの方は是非、『隼駅』を足掛かりに
鳥取、島根をツーリングされてみて下さい。
ダムカード巡りには抜群の県ですよ、特に島根は。 
それこそ、隣県岡山には
沢山のダムカードが眠っていますし(笑)

以上で三泊四日の山陰地方ツーリングは終了です。
明朝、マナーが悪く事件の多い首都圏に帰ります(苦笑)

最後に癒やしカットを。
大国主命が祀られている出雲大社の御本殿裏に
白うさぎが手を合わせていました。
意味がわからない人は
神話『因幡の白うさぎ』をぐぐってみてね。
ええ話しや。



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