見えない敵 | 2リットルのCBR

2リットルのCBR

1987年に中免取得
VT250FでライダーDebutを果たし
2004年に限定解除
CBR1100XX
→隼
→R1200RT
→K1600GT(2016年式)
→K1600GT(2023年式)


こちらは、アドレスV125SのグリップヒーターのON/OFFスイッチ。


ハンドルの下に取り付けてあるのですが


なんとも”粘着質な人間”に目を付けられてしまいました。


というのも、


私は毎日、駅の駐輪場を使っているのですが、帰宅時にバイクで帰ろうとすると


決まって必ず、このスイッチがOFFにされているのです。※画像はONの状態です


2リットルのCBR


最初のうちは


「あれ?自分で触っちゃったかな?」


なんて思っていたのですが、


これは確かめてみよう!と思い


降車の際、スイッチがONになっていることを確かめて何度か気を付けてみました。


すると、


ONのままになっている日と、OFFにされている日が、明確になりました。


これは明らかに人為的にスイッチをいたずらされている、と。



大したことではないと思うかもしれませんが


この時期、グリップヒーターは必ず使います。


つまり、ONのままで良いのです。


そのためにイグニッション連動で電源を取っているのですから。


走り出してしばらく経って


「あれ?グリップが冷たい・・・」


「あ、またOFFにされてる・・・」


これは小さいことですが、毎日毎日やられると結構なダメージです(苦笑)



相棒に話すと、


「スイッチ触ったら電気が流れるようにしちゃえば?!」 と、割と過激な提案(笑)


もちろん、物理的にはできないことではありません。


ただ、メンドクサイ(爆)


”見えない敵”にそこまでするのもどーかと思うし


仮にビリっと感電して、バイクを蹴られて傷物にされても困るので、ここは大人の対応で行こうと思います。



題して


「スイッチを隠してしまう作戦」



たぶん、スイッチをOFFにするという悪戯は、犯人自身も駐輪場の使用者で


通り掛かりに”スイッチを押さずにはいられない”習性を持つ、変態なのだと思います。


しかし、毎日毎日、ご苦労なことです。



もともと、非防水スイッチだったので


防水対策を施すか、雨に濡れない場所に移設を考えていたので、これはこれで良い機会です。


フロントカバーを外して、この中にスイッチを隠してしまいます。


(このブログを読んでて、カバー外されたりして(爆))


これで、安心です。


ただ、年に2回はフロントカバーを外して、スイッチを入れ直さなければならないのが面倒だけど。


2リットルのCBR


~後日談~


スイッチを隠してからは、当たり前ですが、悪戯はなくなりました。


でも、シートを切ったりするような悪質な犯人でなかったことが救いです。


駐輪場は防犯カメラがいくつも付いているので、そこまではやらないタイプの人間だということですね。



ひとつ面白い見解を示した人がいます。


ガンBOYという私のバイク仲間なのですが


彼に言わせると、犯人は悪戯をしているわけではなく


「あ!また電気付けっぱなしだ・・・」


と、善意でスイッチをOFFにしてくれているのかも? という見解。


もう目から鱗、二階から目薬です(笑)


まったく考えもつかないご意見。


疑心暗鬼になった私には


”性善説”なんて思いもしませんでした。


まぁ、仮に性善説だとしても人のバイクに触っちゃだめです。



ヒーターが要らない季節になったら、カバーを外して、スイッチをOFFにします。