朝、目が覚めると
既に外はシトシトと、雨が降っていた。
想定内ではあったが、
やはりこの降雨の中、バイクで帰るのは億劫である。
さて、
朝食のため部屋を出ようとすると、
突然、部屋の照明が落ちる。
同時に
充電中のスマートフォンから「ピピッ」という、
充電ケーブルを外した時になる確認音がした。
停電だ・・・・
部屋の外に出てみる。
エレベーターの表示が消灯している。
やはり・・・。
私の部屋は8階。
降りるのも面倒だが、降りたら上がって来なくてはいけない。
それまでに停電が復旧すればいいのだが。
時間が勿体ないので
お土産などを入れた段ボールを抱え、
階段を使って8階から1階まで移動する。
フロントはチェックアウトの人と
停電のために押し寄せた人で
ちょっとしたパニックになっていた。
フロントも照明が消えていて、かなり違和感があった。
「この地区一帯が停電とのことです、
東電から復旧の目途は知らされていません」
福島原発から、近い場所に居るだけに
「停電」 とか 「東電」とか、聞くと、なんだかドキッとする。
私としては、食後に8階まで運動するのだけは避けたい(笑)
レストランも非常用の照明だけで、料理が見づらい。
頼みの朝日もこの天気では役に立たない。
レストランの混雑に加え、空調も止まっているため
とても蒸している。
食欲が一気に減退して行くのが分かった。
せっかくのバイキングなのに、
お代わりをすることなく、〆のコーヒーを頂いていると
パッパパッ♪っと、一気に照明が復活。
空調も戻り、
私の隣りの席の家族は
足早に、電気仕掛けのオレンジジュースのマシンに向かった。
復旧したエレベーターに乗りながら
あらためて、
当たり前に電気が使える有り難さを噛みしめる。
3連泊したホテルに別れを告げる。
最後の停電以外は快適でした。
軒下に置いていたにも関わらず
横殴りの雨が、隼のフェアリングを濡らしていた。
ここから、300km、気合いを入れて行く。
郡山IC付近は、雨脚が弱まっていた。
その後、福島~栃木の県境で激しい雨にやられる。
合羽を着ていても、襟元から入る水で
あっという間に、全身、水浸しに。
私が浴びるであろう一年分の雨を
この数分で消化してしまったくらいに。
ブーツの中も大洪水。
歩くたびに、「スイッチョン♪」という音がする(笑)
往路は3時間足らずでしたが
復路は3時間半掛かりました(休憩なしです)
それでも、豪雨の中
すれ違う、東北道”下り線”の大渋滞を横目に
「”上り”で良かった・・・」と、心から安堵し帰宅しました。
磐梯3ルート、また走りたいと思います。



