腰痛から早くも10日目。
今日はMRIという割と正確な診断が下せる検査の日。
早速、行ってきた。
平日だけに人気の病院も空いている。
しかも要予約な検査だけに待ち時間は殆どない。
あっという間にMRI検査室に呼ばれ
時計と指輪を外し、MRIのストレッチャーの上に仰向けになる。
腰の部分にキツ目のサポーターのようなものを巻かれ
足元から壁のようなMRI機が迫ってくる。
正直、閉所恐怖症の人はこの検査は無理だろう(笑)
目の前、数センチの距離までそれは迫ってくる。
そして約30分間、姿勢を変えずに
眼前数センチ前の”壁”を見ながら耐える、ひたすら耐える。
痛いことは一切ないが、目の前が暗い閉鎖感と、
何やら聞いたことがない 「トントン・・・♪」
「ウィーン ウィーン♪」という音がひっきりなしに続く。
目を閉じてみた。
NZ大地震で生き埋めになった人のことを考えた。
チリの炭鉱の33人のことを考えた。
閉鎖感、生き埋め、閉塞感・・・
少し気分が悪くなった。
額には汗がビッシリ。
でも動くな! と言われていたので
額の汗も拭わず、ひたすらに
「はい、終了です」の言葉を待った。
そうだ、首を横に傾けてみよう。
仰向けに天井方向を真っ直ぐ見ていたので
眼前にはMRIの壁。
それを少しだけ首を横に向けただけで
暗闇から解放された。
なんでもっと早く気付かなかったんだろう・・・。
人は明るさを得ただけで100人力になれる、気がした。
今度は、反対側に首を傾けてみた。
また違う”世界”が開けた。
そして、元の暗闇の正面に戻ってみた。
やはり辛い・・・
左、右を数分ずつ繰り返し、時々正面になりながら
どのくらい精神的にダメージがあるのか検証してみた。
結果、暗闇の正面は本当によろしくない。
引いたはずの額の汗が復活する。
やはり、人は ”目に映るもの” に大きな影響を受けるようだ。
その昔、高校生の頃。
悪友数人と教室で話したことを思い出した。
「アイドル○○の裸を ”触る” のと ”見る” のどっち?」
触るほうを選んだら見ることはできない、感触のみ。
見るほうを選んだら触ることはできない、視覚のみ。
悪友数人は心底悩んだ(笑)
そして、数分後、出した答えは
面白いように半々だった。
ちなみに、当時、俺が出した答えは
「見る」であった。
つまり、俺は視覚を重視する生き物なのだ。
そんな25年も前の出来事を思い出しながら
「変わってないな・・・俺は」 と、照れ笑いを浮かべたところで
「はい、○○さん、お疲れ様でした」 の声で、
30分間のMRIはあっという間?に終わっていた。
診断結果= 「椎間板ヘルニア」
カルテにはそう書き込まれた。
ただ、スグにオペが必要なレベルではなく
暫くは、”細胞が食べてくれる”のを待つ
「保存治療」で行きましょう、ということになった。
まぁ、今の俺には秘密兵器が二つある。
①松葉杖
これは本当に便利で、慣れると楽チンなのです
②座薬痛みどめ
これも効きます。
最初は ”徳川光圀” が嫌がって
薬が押し戻されていたのだが
慣れると、直腸に入っていく感覚が癖になる(爆)
そして、数十分後には松葉杖無しで歩きまわれる。
この2つの秘密兵器を従えて、
暫くは保存治療を行っていきます。
そうそう、今日は勇気を出して先生に聞いてみた。
「趣味でバイクに乗るのですが、いつから乗っていいすか?」
「痛みが無くなれば大丈夫ですよ」
「え?」
ちょっと面食らった。
「腰痛持ちのライダーの人は沢山いますから・・・
皆、それなりに上手に付き合ってますよ」
先生からは意外な言葉が出た。
「ふ~ん、こんなに痛いのに・・・」
やはり、神経って凄いのだと思った。
そういえば、歯痛だって
”大のおとな” が転がるくらい痛い時だってあるもんな。
侮れず、神経。
梅雨明けくらいまでには
ライダーに復活したい、と思います。