女性社員の“ちゃん”呼びセクハラ認定で戦々恐々?男性社員の声「職場でセクハラのOK/NGの表をつくってほしい」
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話題になっている佐川急便の営業所に勤めていた40代女性が「ちゃん」付けで呼ばれたのが「許容される限度を超えた違法なハラスメント」に相当するとして元同僚年上男性に22万円の支払いを命ずる判決を出したというニュースが波紋を拡げている。
マスコミや特にネットニュース、SNSではちゃん付け呼び=セクハラとして、そんな厳しい時代になってしまったのかと大騒ぎしているが、常識的に考えてそんな訳がない。ちゃんと詳細を報じている記事を丁寧に読めば、ちゃん付けの他に顔がかわいいから好みだとか、体型がお気に入りだとしつこく距離を詰められ、女性はうつ病を発症して退職を余儀なくされたため、一連の言動がセクハラだと訴えたものだ。
そんなニュースで仮にちゃん付け呼びがセクハラになると誤解したとしても、この記事中に登場する仮名の38歳男性が本当に実在するとして、職場の女性と話すのが怖くなったというのはクビを傾げざるを得ない。妻子持ちだというのに、職場の女性が自分の発言を嫌がっているかどうか、自分では判断できないというのだろうか。何か人間として、社会人として根本的なところが間違っているのではないか。
確かに、言っていいのかどうかは時代と共に変化してゆく。しかしそれは10年とか20年という時間をかけて変化してゆくものなので、そもそもアップデートできていないのだとしたらそいつはロクな仕事ができないと考えて間違いないだろう。ハラスメント以前の問題だ。
確かに、職場の女性、特に立場の弱い人であれば職場の人間関係を壊さないように気を遣って、本当はイヤだと思っても笑って受け流すこともあるだろう。でもその表情から何も察することができないのなら、その時点で既に終わっている。また、職場でそのやりとりを見ていて、「あれはマズいっすよ」とこっそり注意してくれる同僚がいないのも大問題だと思う。
まして、提訴までするというのは仕事が継続できないくらいメンタルのダメージを受けているのだから、そうなるまで気が付かない鈍感っぷりは驚愕に値する。普通の社会人ならそこまでハラスメントを続けてしまう心配はないといって構わないだろう。「職場でセクハラのOK/NGの表をつくってほしい」という発言が本当なのだとしたら、即クビにした方がいい。何故なら、同じ言葉でも言い方とか表情とか状況によって全く違う影響を与えるものだから。表で○になっているからといって、ハラスメントにならないとは限らない、そんなことすら理解をしていないから。
これが小中学生くらいなら、まあ仕方がないかと思わなくもない。しかし38歳でそんなことを言っているヤツは真っ当な社会人とはいえないので要注意だ。
記事後半には親友の妹が同僚でつい「ちゃん」呼びして上司から注意されたという事例も書いてあった。いくら友人関係や親戚などの関係があったとしても、それを職場に持ち込むのはマナー違反だということがわかっていない段階でイタい。例えその女性が嫌がっていようがそうでなかろうが、自宅のリビングとオフィスは違うのだという認識ができないのだろうか。
男女別の飲み会には賛成だ。接待ならともかく、リラックスしたい時に職場の女性は同じ空間にいてほしくない。公共交通機関も男女別にすべきだと思う。風呂やトイレは別なのだから。若い女性というのは存在するだけでリスクだという自覚を持って行動してほしい。セクハラオヤジは論外だが、悪意と確信を持ってサークルクラッシャー的なチャレンジをする女性も絶対に許さない。
女性がまともに仕事ができない時代は終わったと思っているが、そのせいでまともに仕事ができる女性が極めて少ないということもバレてしまった。もっとも、世の中の仕事は効率化や生産性を追求し続けなければいけないパートもあるが、他方で遊びの効用だったり、すこし引いて考えてみることが重要だったりする場面もそれなりにある。だから適材適所だし、人手不足で大変なのだから、みんなが持っている力を遺憾なく発揮し、ベストパフォーマンスが出せるように配置してやるのは組織幹部の役割だろう。ハラスメントなんてやっている場合ではないのだ。