今年(2013)の夏は、異常な残暑だったものの個人的にはなかなか多くの休みが出来て、且つ体&精神面の双方共に最大値まで回復が行えました。
充実した夏中に、関西(大阪・京都・奈良)や秋葉原へ遊びに行って、ついでに色々と私が欲しい物を購入して来たので、今日は色々買い物したアイテムの中から1つをご紹介したいと思います(今後も順次このブログ内でアップして行きます)。
そんなわけで本日紹介するのは、鉄道模型(Nゲージ)から、MODEMO(モデモ)製「京福電気鉄道モボ101形(夕子号)」でございます。
まず、京福電気鉄道「モボ101形」とは・・・・・京都府京都市内の西側に位置する嵐山本線四条大宮~嵐山間と北野線北野白梅町~帷子ノ辻間の軌道線(路面線)を営業線区としている「京福電気鉄道(愛称は嵐電)」で運用されている鉄道車両であります。
1929年(昭和4年)の嵐山本線四条大宮~嵐山間の全線複線化に伴う輸送力増強と、新京阪鉄道(現在の阪急電鉄京都線)による桂~嵐山間の開業に対抗する為に登場し、同年から1950年(昭和25年)の間に計6両が製造され、現在でも1両も引退&廃車せずに走行機器類や車体の更新を行いつつ嵐電で主力として活躍しています。
特に今日紹介している通称「夕子号」は、今日との名産(名物)である「八ッ橋」を製造&販売している「井筒八ッ橋本舗」の広告電車で、その八ッ橋メーカーの看板キャラクターである「夕子さん」や自慢の製品の「八ッ橋」などを車体にラッピングを施した車両となっております。
この広告電車は、今日との景観に配慮したデザインで、且つ嵐電沿線の風景を害さない上品なカラーリングで人気を博しました。
しかし「夕子号」は、2012年(平成24年)6月まで101号車と104号車の計2両が運用されていましたが、現在は終了して元のモボ101形の塗装(ラッピング)に戻っております(当模型では、動力車が101号車・付属車が104号車です)。
そんな一風変わった車両をモデル化しているのですが、MODEMO製のでも、実車同様の上品で鮮やかなスタイルが再現されています。
ちなみに、今回私は初めて「MODEMO」製品を購入したので、合わせて同メーカー製鉄道模型の仕上がりについても注目して行きます。
※MODEMOとは、「ハセガワ」と言うプラモデルメーカーの中の鉄道模型ブランドで、他社(KATOやTOMIXなど)とは違って主に路面電車の製品ラインナップが多く、そのカテゴリーを得意としている傾向があります(路面電車以外にも、客車・電車等も少数ながらラインナップにあります)。
では最初に、当モデルに対する完成度を恒例の様に一言書くと・・・・・前述した事柄とやや内容が被りますが、実車が持つ華やかさを可能な限り作り込んであると思います。
車体に施されているラッピングは後々に解説するとして、まずボディーは実車の1/1をそのままNゲージサイズの1/150にした様なくらいリアリティーがあります(当たり前の事ですが、非常に重要である)。
私は実車を2回程しか見た事が無いので、とても詳細までは書けませんが、ある意味素人目線から述べても、一見してモールドが異常突起している様なアンバランスな部分は無いし、金属パーツを多用し過ぎてオーバースケールになっていないのが良いです。
実は、前面窓のワイパーのみ金属製エッチングパーツ(ユーザーによる後付け部品)となっているのですが、それはラッピングを除き案外シンプルな車体にとっては良いアクセントとなっており、素直に評価出来て認められます。
更に、窓の縁にある銀色サッシ(窓枠)が、これはまた車体全体の完成度(リアリティー)を高めている効果があり、交換が持てます(しっかり作られている)。
車内は、動力車であるが為に再現は運転室(車掌室)を簡素に作ってあるのみでありますが、モーター諸々(集電板とシャフト以外)黒く塗装されていて、目立ちにくくした配慮がされております。
だが1つ不満として、車体下にある黄色いダンパーは、成型色であるからして且つ形状自体も実車とは程遠い質感となってしまっているので、今後改良を望みます。
屋根は、各機器類(特に冷房装置のファン)がきめ細かく作られていて良い反面、1つだけ未塗装のパーツが存在するのですが、それがよろしく無い方向へ目立ってしまっていて少々残念であります(パイピングのモールドは、特別良くも悪くも無くて標準的)。
パンタグラフ(集電装置)は、路面電車に多く採用されている「Z型パンタグラフ」なのですが、本体は金属製パーツ・土台はプラスチック製で作られており、特に金属製パーツの質感が最高です。
MODEMO製のパンタグラフパーツは、機能&外観共に完成度が高く評価されていて、一番路面電車の車両を得意としているだけに保証されている様な品質があると思います。
しかし、そんな期待を裏切るかの様にパンタグラフが未開封時点で既に違和感を覚える曲がりが見られ(正しい形に戻らない)、期待していただけに非常に残念であるし、上記の良い評判を帳消しにしてしまう事態になり兼ねません(今後是非品質改良を)。
床下は、率直に申し上げてモールドが甘く、さっき取り上げた様な繊細さが、まるで違かったかの様な感じで非常にマイナスであり勿体無い気がします。
悪く書くと、幼児向けの玩具っぽい出来栄えで、材質がプラスチック製よりも繊細な成型が難しいダイキャスト製と言う事もあって仕方が無いと思う部分もありますが、メーカーの維持としてでも、もう少し頑張って作って来て欲しかったです。
その事は、同じく床下にある台車にも言えて、ボディー及び屋根の出来に比べれば断然劣ってしまっています(コチラも今後の改良ポイントである)。
もう一つ残念な事として、カプラー(連結器)が非連結状態である時に左右へ勝手に首振りをしてしまい、機能&外観から悔やまれます。
実際連結の際にも、左右が勝手に首振りする事で連結がしにくくなると思うので、是非とも常にカプラーが車両の中心に向く様に、バネ等を入れて修正して欲しいです。
床下絡みでついでに動力ユニットは、片側の台車のみが駆動する方式ですが、加えてフライホイール未搭載にも関わらず走行にスムーズさがありました(特にカーブレール走行時の安定性は良かった)。
一方で動力のパワーは、思っていた程にはありませんでしたが、本車両はノコノコ走る路面電車であるからして、高速走行させる様な車両では無いので、別にパワー不足による不都合は無いと思われます(実車では、1両+1両=2両編成と言う重連運用がありますが、それを再現したとしても十分にパワーはあります)。
車輪は、銀色車輪で文句は無くて至って標準的であります(駆動側の台車には、トラクションタイヤを装備させており、スリップ防止が図られています)。
ライトユニットに関しては、ヘッドライト&テールライトの双方共に点灯し、低速から比較的満足行く明るさを持っています(チラつきや暗さは無い・・・・・しかし重連様に消灯スイッチは欲しいと思う)。
塗装と印刷については、当モデルの一番の売りであり、且つ製品の完成度を一番左右してしまう個所でありますが、結論として期待以上の出来栄えでありました。
まず塗装ですが、こちらは少々厚塗りであったので、もっと工夫してムラが無い様にしながらも薄厚で塗装して欲しかったです(床下のモールドが甘いのは、塗装が厚い事が最大の原因だったりする)。
でも、一番製品で重要な印刷は、とにかく細かく且つ一切の歪みや印刷切れは無くて、とにかく「キレイ」の一言であります。
細かい文字もしっかりと理解出来、イラスト類も何が何だか把握可能でありますので、個人的な意見として大変このモデルの中で私自身気に入っている個所でございます(書き忘れていましたが、屋根&床下以外は全て印刷による表現です)。
この印刷技術もMODEMOはとても定評があって、製造国は何かと話題の中国でありますが、日本製にも負けない品質を誇っておりました(日本も負けない様に頑張らなくてはいけない程)。
ちなみに、その他にこのモデルには行先表示等を収録したシール(ステッカー)が付属しており、好みに応じて貼り付け楽しむ事が出来ます。
そのシールの品質は程々に良く、印刷と同様にしっかりと読め且つ何が書いてあるのか把握出来るレベルであります(でも、モデルの印刷自体が非常に良いだけにあまりペタペタシールを貼り過ぎない方が見栄えとしては上手になるかも)。
まあここまで様々な角度から当モデルについて検証して来ましたが、では最後にモデル全体の最終評価として点数を5段階で付けますと、果たして点数は・・・・・3点(普通)であります。
全体的な印象として、良い悪いが大きく分かれたなぁ~と思うのと、細かく検証してしまう程に品質は高かったと思います(当たり外れが多いと聞きましたが、今回はどうやら当たりだったそうです)。
上記でも書いた様に、今回初めてMODEMO製品を購入した訳ですが、評判以上に私は満足していますし、まだまだ未熟だなぁ~と感じる部分が勿論ありますけど、それは今後の発展に期待しましょう。
個人的にはとても満足しているし、初の私の路面電車Nゲージモデルとして相応しかったので、今後も欲しい製品が見つかれば、是非また購入したいです。
皆さんも、当モデルは値段はやや高めではありますが、値段なりの出来はあったので、今日のブログ記事を是非参考にしていただき、購入して遊んでみてはいかがでしょうかo(^-^)o
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