ラジオのパーソナリティーが、
歯医者に行ったときに
靴を間違えて
他人のを履いて帰ってしまったと
いうのを聴いて、
「そんな馬鹿な」
いくらなんでもって聴いていました。
しかも間違えた相手は女子高生だったのも大爆笑でした。
そもそも、
その女子アナは
普段から、せっかちというか、
慌て者というか、
他人の車の助手席に乗ってしまい、運転手を驚かしたりが何回か、
スーパーで買ったはずの鶏肉が
いまだに行方知れずなど、
爆笑を誘う、
楽しいアナウンサーでした。今も楽しい方です。
大好きです。
他人の靴を履き間違えるはずがない!
と思っていたわたしが
まさかのことになったのは、
その放送から1年もしない頃でした。
友達と長崎の旅に出掛け、
グラバー園の中の建物の中を
靴を脱いで見学した時でした。
わたしのブーツは雪国仕様で
ショートブーツに毛(フェイク)が着いていたものです。
雪がない南国にそんなブーツを履いてきてしまったことを
恥ずかしくて後悔したものです。
何しろ
その時期の青森は大雪でしたからねー。
まさか、わたしと同じブーツを履いている人なんていないと思っていました。
建物を出てから20m程、
歩いていたら、若い娘さんに呼び止められたのです。
「靴を間違えていませんか?」
わたしはとっさに
「ごめんなさい!」と言って、
建物に引き返し、
靴入れを見たら
わたしのものと思われる毛のついたブーツがありました。
履き心地が全く違和感ゼロだったので本当に気付きませんでした。
わたしはただただ
間違えてしまったことが恥ずかしくて、ろくにお詫びの言葉も言わず、
若い娘さんの母親と思われる
靴を間違えた相手の方に
「すみませんでした!」と頭を下げて、
素早く履き替え、
逃げるようにして来てしまいました。
若干、あちらのブーツの方が新しかったように思いました。
今となっては同じだったのか、似ていたものだったのか定かではありません。
それにしても、
よくわたしを見つけてくれました。
娘さんの素晴らしい視力に感謝です。
あと2日、旅が残っていたので、
ブーツを間違えてしまったことに気づいて自己嫌悪に陥り、
残りの旅が台無しになったかもしれません。
もしかしたら、
建物に入るときわたしのブーツを
見かけて、
「あら、お母さんと同じのを履いてるわ。」って思っていたのかも。
じゃないと、
わたしを見つけるなんて無理です。
奇跡です。
わたしと同じく雪国から
来たのかな?どこの県なのかな?
今だから、
ゆっくり考えられます😅
初めて靴を履き間違えて
ショックを受けて、
別の意味で、
忘れられない旅になりました。
その後も
一度、靴を間違えましたけどね😅
親戚の葬儀の時に
夫の従弟のお嫁さんと同じ靴だったのです。
2度目の時も
まさか、間違えるなんて、、、
とボーゼンとしました。
そもそも脱いだ場所が違っていて、
完全にわたしの勘違いでした😵
余談ですが、
そのお嫁さんとは礼服も同じ服でした😲