書籍を電子化(PDFに)するには、ドキュメントスキャナーを使うことを前提とすると、まず、裁断機で1枚1枚バラバラにする必要があります。

 

裁断機には1,000円ほどのものから40,000円を超えるものまで、様々なものが販売されています。

 

自炊を目的とした場合、裁断可能枚数は多いことが望ましいでしょう。

 

裁断機にかけられるお金と使えるスペースによって、おすすめ機種を3タイプに分類しました。

 

① 裁断機にお金をかけられる場合

この場合、DURODEX 200DXをおすすめします。

 

厚さ1.8cmまで裁断でき、立てて収納できるので、スペースも少なくて済みます。

 

大抵の本は分割せずに1回で女性でも裁断でき、幅17cm、奥行き40cmの場所に収納できます。

 

 

② 裁断機にはあまりお金をかけられらない場合

①の半額以下で済ませたい場合、スペースに余裕がある場合とない場合でおすすめできる機種が異なります。

 

②-1 スペースに余裕がある場合

この場合、 DS-858A4などの大型裁断機 がおすすめです。

 

上記機種の場合、厚さ3.1cmまで裁断できますが、収納に幅39cm、奥行き55cm必要です。

 

重さが17kgあるので、簡単には動かせません。

 

 

②-2 スペースに余裕がない場合

カール事務器のスリムなペーパーカッターがおすすめです。

 

収納は幅8.2cm、奥行き51.7cmで済みますが、裁断可能枚数は50枚(厚さ約5mm)です。

 

重さが2.6kgと軽いので、片手で持ち運べ、高いところでもしまえます。

 

裁断にはスライダーを2~3往復する必要があり、多少手間がかかります。

 

 

 

それぞれの特徴を理解し、自分に合った機種を選びましょう。