すでにPDF化してあるファイルをスマホで聴いて読んだことにするのも、事実上は積読の解消になりますが、一般的に積読といえば紙の本のことでしょう。

 

まだPDF化していない本をスキャンしてスマホで聴けば、積読解消した感が強まります。

 

とはいえ、実際に自炊するには時間と手間がかかります。


ブックスキャナーなら非破壊でスキャンできますが、本1冊となると、手間がかかりそうです。

裁断してドキュメントスキャナーでスキャンするにしても、重い裁断機を用意するだけで大変だったりします。

どうしようか考えていたときに、背表紙を熱することによって接着剤を溶かして本を解体できるという情報を思い出しました。

検索すると、その方法が書いてあったので、試しに1冊解体してみました。

用意するものは、ホットプレートとペーパータオルです。

熱したホットプレートにペーパータオルを敷いて本の背表紙を押し付けます。

しばらくすると、接着剤が溶けて背表紙+表紙が本体と分離できるようになります。

分離しても本体の背には接着剤がついているので、ペーパータオルに押し付けて、接着剤をペーパータオルに移します。

本をずらしながら、接着剤が取れなくなるまでこれを繰り返します。

だいたい取り終わったら、固まらないうちに1枚ずつ分離していきます。

多少接着剤は残りますが、残ったままでもドキュメントスキャナで連続スキャンできます。

一般的にはホットプレートやアイロンを使いますが、もっとスマートな方法もあります。

そちらに関してはまた今度。