①命をつなぐ水の確保
 

一般的に1日に必要とされる水の量は1人あたり3Lです。

まずは飲料水の確保。

有事のときに被災地に派遣される給水車の水をもらうためには、自分たちで容器を持参しなければなりません。

また、大量の水を持ち帰るのは想像以上の重労働です。

そこで、用意しておくといいのが、リュック型のウォータバッグ

手で持つより圧倒的に負担が少なく、1000円ほどで購入できます。

ウォータバッグがない場合は、リュックとゴミ袋で代用できます。

リュックの中にゴミ袋を2枚重ねて水漏れを防止します。

入れる水の目安は、リュックの半分から八分目。

内側のゴミ袋、外側のゴミ袋をしっかり結べば、女性でも15Lくらいなら1度で運べます。

一家に一つあるといいのが、携帯用浄水器

川の水でも、フィルタでろ過されて、飲めるようになります。

次に、生活用水の確保。

風呂の水を抜かずにおけば、約200Lの水を消火などに使用できます。

ただしマンションの場合は、排管が破損している場合があるので、洗濯機やトイレの使用はNGです。

風呂の残り水で体を洗うのには抵抗があるはず。

そこで重宝するのが霧吹きスプレー

少ない水量で汚れを洗い流せ、手洗いや赤ちゃんグッズを洗浄する際に、あると便利です。

夏場でお湯で洗いたい時は、ペットボトルに黒い靴下を被せて玄関先や車内で日光に当てるとお湯になるので、被災地のシャワーになります。

子どものおしりふき、赤ちゃん用の沐浴剤は節水時に体を清潔に保てるスグレモノです。

沐浴剤の使い方は、お湯に溶かすだけ。

洗浄力があるのに洗い流す必要がありません。

浸したタオルで体を拭くだけで全身さっぱり。

②自衛隊式 やす子が教える防寒対策
 


新聞紙を使った自衛隊式焚き火は、巻いた新聞紙を重ねて火をつけます。

 

 


③料理研究家リュウジ直伝 防災レシピ

サバ缶チャーハン、サンマ蒲焼缶詰のパスタ、パッククッキング、トマトパン粉リゾットが紹介されました。

カセットコンロで炊飯
コメをポリ袋(高密度ポリエチレン製のビニール袋)に入れ、水を注ぎます。

量の目安は、人差し指の第一関節分が余る水量。

鍋に耐熱皿を入れ、ポリ袋が鍋底に触れて破れるのを防ぎます。

ポリ袋ごと米を入れ、20分間茹でます。

④子どものSOS ストレス緩和法
 

ストレスで起こりがちな津波ごっこ、地震ごっこは心配で注意したくなりますが、話を聞き、否定しないことが大切です。