①スマホの緊急地震速報は通知をONにする
緊急地震速報の通知はデフォルトではONになっていますが、OFFにしている人もいます。

強い揺れが到達するまでの時間は、数秒から長くても数十秒と言われています。

揺れが始まるまで数秒でも、鍋から離れる、子どもを抱えて隠れるなどできることはたくさんあります。

iPhoneの場合、「設定」アイコンをタップしたら「通知」を開き、一番下の緊急速報をONにしておきましょう。

Androidの場合は、「設定」アイコンをタップしたら「通知」を開き、「詳細設定」から「緊急速報メール」へ進み、「緊急速報メールの許可」をONにしておきましょう。

②子どもと自分の命を守る隠れ方
一般的に、地震の際はテーブルの下に隠れるとされていますが、近くに隠れる場所がない場合に身を守る方法は、ダンゴムシのポーズです。

太ももに子どもの頭をはさみ、首の後ろを手で(可能ならクッションなどで)守りながら子どもに覆いかぶさります。

ただし、これはあくまで逃げ遅れたときの応急措置です。

できるだけ落下物の危険のない場所に逃げるのが一番です。

③テーブルの下が必ずしも安全とは限らない
固定されていなければ、テーブルが走る凶器になることもあります。

廊下に何も置いていなければ、廊下に逃げたほうが安全です。

また、逃げるときには火を消せと言われますが、これも間違いです。

最近は、震度5相当の地震が起きた時、マイコンメーターが作動して自動的にガスを遮断します。

④地震直後はガラスに注意
玄関から遠い寝室にはスニーカーを用意しましょう。

窓ガラスには飛散防止フィルムを貼っておくのも対策の一つです。

⑤高層マンションは室内に手すりが必須
高層階は激しく揺さぶられるため、何かにつかまっていないと、家具と一緒にガラスが割れている床をゴロゴロ転がってしまいます。

手すりは、ホームセンターなどにビスで設置するタイプが販売されています。

⑥外出時の地震は無闇に逃げるな
大勢が集まる外出先では、出入り口や階段に殺到すると、押しつぶされてしまいます。

駅のホームにいる場合は、むしろ電車の中にいたほうが安全です。

⑦逃げる時は抱っこ紐・おんぶ紐を使用する
被災した際は、階段で避難するのが鉄則です。

また、子どもを直接抱っこしていると両手がふさがり、逃げ遅れる危険性があります。

小さい子供がいる場合、抱っこ紐・おんぶ紐を用意しておき、防災バッグとともに玄関付近に保管しておきましょう。