2024年 関東のスギ花粉は、1月下旬から飛び始め、2月終わりをピークに一気に増加しそうです。

ヒノキ花粉は3月下旬にピークを迎えると予想されています。

花粉が飛ぶ量は、前年の夏の気温の影響を大きく受けます。

スギ花粉はスギの雄花から飛びますが、30℃を超える日が続くとスギの雄花が多く作られ、翌年の春に飛ぶ花粉の量が多くなります。

今年の花粉は例年のおよそ1.3倍になると予想されています。

花粉症対策 6つの常識
①玄関前でコートを脱ぐ
花粉を家の中に持ち込まないために、玄関前でコートを脱ぐことが大切です。

コートについた花粉を払うときは手で払わず、バタバタ払います。

そして、すぐに風呂に向かって花粉を洗い流し、部屋着に着替えることによって花粉を持ち込まないようにします。

②洗濯物を外干しにしない
2~4月の花粉が飛ぶ間は、天日干しせず、室内干しか乾燥機を使います。

天日干しする場合は、取り込む前に必ずバタバタ払いましょう。

③換気時はレースカーテンを使う
外から入ってくる花粉を減らすためには、レースカーテンを使うと効果的です。

換気をする場合、花粉があまり飛んでいない早朝か夜にするようにしましょう。

④花粉症予防効果がある食材はごぼう
ごぼうにはフラクトオリゴ糖が多く含まれ、腸内菌の酪酸菌を増やすエサになります。

酪酸菌が免疫細胞を働かせ、花粉アレルギーに効果をもたらします。

食べる量は1日1本(150g)が理想ですが、玉ねぎ半個(100g)とごぼう半分(75g)でも効果があります。

⑤目がかゆいときはまばたきが効果的
目薬がないときは、まばたきをして涙と一緒に汚れを落としましょう。

水道水に含まれる塩素によって目の表面の角膜を傷つけてしまう恐れがあるので、水道水で洗い過ぎるのは避けましょう。

まぶたをこするのも、角膜を傷つけ、目が開けられなくなってしまう危険性があります。

目に入った花粉を洗い流すには目薬が一番です。

涙に近い成分で作られ防腐剤無添加とパッケージに表記されたものを常備するようにしましょう。

⑥30秒プリプリ体操
交感神経が活発になり、鼻詰まり解消が期待できます。

背筋を伸ばして椅子に座り、右足を上にして足を組みます。

左ひじを右ひざの上に乗せ、上体だけ右にねじります。

左手の親指を首の後ろの生え際に当て、頭を支えます。

ひじを胸の方に引きつけ、右脇腹をしっかり伸ばします。

そのまま30秒キープします。

これにより上半身の筋膜が広がることで交感神経が刺激され、鼻の粘膜のはれがひいて、鼻の通りが良くなります。

反対側も同様に30秒を1セット。朝昼晩1日3回行うのが理想です。