脳梗塞の後、軽い麻痺が残る母親のために、トイレの近くと中に市販の手すりを取り付けています。
そのうちの1つの片側だけ、壁の石膏ボードの裏に木材がない場所に固定するしかありませんでした。
案の定、すぐにそこのネジだけ外れてしまいました。
通常は軽く握る程度の場所なので、ネジが効いていなくても何とかなっていますが、ときどき力が加わりネジが抜けます。
基本、母親は前傾姿勢なので、手すりがずれても転倒する可能性は高くはありませんが、ないわけではありません。
すぐに補強しないといけないと思いつつ、なかなか実行できませんでしたが、少し前にダイソーで石膏ボード専用のナイロンアンカー↓を見つけました。
買ったものの、かなり大きな穴が空いてしまうことに抵抗感があって、使わずに今まで来てしまいました。
今日、ダイソーに行った際に、工具のコーナーでたまたま細いアンカーとネジのセット↓を見つけました。
求めていたものだったので、今回はすぐに取り付けました。
ネジが抜けたり戻したりを繰り返していたので、石膏ボードの壁の穴は徐々に大きくなっていました。
なので、アンカーは指でなんとか押し込むことができました。
ネジを締めると、アンカーが広がってしっかり固定されました。
後で、アンカーの台紙の裏を読むと、今回のアンカーの取り付け可能な壁面は、コンクリート、合板、レンガでした。
安全性からいえば、石膏ボード用のアンカーを使うべきで、人にすすめることはできません。
ただ、母親が使う限りにおいては、十分効果がある補強になったのは事実です。
力がそれほどかからない用途の場合は、これで十分です。
とはいえ、一般的には安全性が第一なので、石膏ボード専用のナイロンアンカーを使うか、↓のようなグリップ力の強い石膏ボード用アンカーを使うべきでしょう。
価格も安全性を考慮すれば、決して高くありません。