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でげんき
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アプリ児童デイサービス川崎諏訪2号館です!

こんにちは池です。
今回のブログは先月の壁面課題についてのご報告になります。
12月は
クリスマスツリーの飾りづくり
を行いました
今回のテーマは、 『模写』です。
色・形・大きさ、見本を見て真似して絵を描いてみよう!
「絵を描きましょう
」という場面で子供達は
「自由に描いていいよ!」
「どんな絵を描いても間違いじゃないよ」
そんな風に指導をされることが大半ではないでしょうか?
テーマがあったとしても、見本通りの絵を描くという経験は少ないかと思います。
しかし今回のテーマは模写、見本をよく観察し
、なるべ正確に描くことに挑戦してもらいました
他にも
・塗り絵
・ハサミを使う
など、
子供たちに合わせた様々な観点から取り組んでももらいました。
・正確に描こう!
まず子供達に見本の中から好きなものを選んでもらいます。
そして「色・形・大きさ、線の角度や柄の位置も同じように描いてください」と伝えます。
すると、ここで多くの子が最初の線から見本と大きさが違ってきます。
「見本を真似して描く」と言われても、 絵を描く上で正確さを求められ経験が少ないので、
「大きさ違くない?」と声をかけると「え?同じにするの?
」と戸惑う子が多くいました。
色を選ぶ際も、たとえば緑色でもたくさんの種類の緑がありますから、なるべく見本に近い色を選んでもらいます。
最初は戸惑いますか、指摘されてみると
「あー!そういうこと!
」 と気づいて、
なんども書き直したり 見本の横に色鉛筆で線をかいて色を比べたりして 正確に描くことを目指してくれました。

・よく観察しよう!
「青いオーナメント」を青い丸描いて終わらせてしまう中学生の子にはすこしレベルを上げて
「ここは光が反射してるから薄くて、こっちは影になるから濃くなってない?」と理由を説明してみると
「
月みたいな形になってる!」
と影のかたちをよく観察して気づき、 同じ色鉛筆でも塗り方で濃紺を表現出来ることを見つけてくれた子もいました。
「難しい」 「出来ない」 「だいたいこんなカンジでしょ?」
と自分の限界を決めずに、挑戦をしてもらうと、 思っていたより自分が出来ることに気づけた子もいました!
がんばってくれましたね!
・パーツごとに描いてみよう!
また、「プレゼント箱
」をそのまま模写することが難しい子も
「まずこれくらいの大きさの四角を描いて」
「こことここを線でつないで」
と、パーツごとに見本をかいて、一つ一つ真似してもらうことで完成させることが出来ました。




・アタリをつけてみよう!
また指示は理解していても、思い通りの線を描くことも簡単ではありません。
なんど描いても同じ大きさにならない、平行や垂直の線を引けないとつまずいてしまう子もいます。
思った通りに線が引けないからと言って、指先が不器用とは限りません
スタートとゴールに点を打ってあげるだけで水平にかけたり、 枠があれば、大きさを揃えられる子もいました
。
思い通りの線が描けないというと指先の運動が苦手と思われガチですが、
ペン先だけに集中してしまい全体のバランスが見えていない、比較することが難しい、
等々、描き方がわからないという可能性もあります。
この確認も一つの目的でした。
・塗り絵
模写はまだ難しい、という子には塗り絵で挑戦してもらいました。
普段、遊びの時間に描いている塗り絵では、全部をピンクで塗っている子も
「ここは何色?」と一つ一つ確認しながら行うとしっかり色鉛筆を選んでくれたり
白い部分が残ったまま終わらせてしまう子に
「ここ塗れてないよ?」と声をかけると細部までしっかり塗りきってくれました。
また、枠からはみ出ないように描くという指先の運動がテーマの子もいますね。
はみ出ないようにスタッフが指を置いてみると、だんだんと
力加減の調節をしてくれる子もいました
。

試しにやってもらうと 案外すんなりと出来るようになったりして
子ども達の成長を感じることが出来ました。
・ハサミ 
ハサミは日常的に使いますが、
実は左右の手を別々に使う、複雑な動きが求められる道具です。
こういった協調運動が苦手といった特徴をもった子も多くいますね。
ですので、壁面課題は定期的にテーマに取り入れています。
以前に、ハサミがうまく使えなかった子にはデイリーワークで洗濯ばさみを紙皿につける練習をしてもらっていました。
左手でお皿を動かす、手のひらではなくて指先でつまむ・はなすという動作はハサミの使い方に近いものです。
すべてがアプリでの練習の成果ではないとは思いますが、
今回は左手で紙を持つこと、ハサミを閉じる・開くという動作が以前よりスムーズに行うことが出来ていました。
他にも、
直線は切れるけど曲線が難しい子
細かい部分がうまく切れない子
切っているうちにひらひら動く紙が邪魔で もどかしそうにしている子なども多いです。
それでも、 今までは自信がなくて余白を残して切っていた子がギリギリまで線に沿って切るように挑戦してくれる姿も見られました。
・最後に
毎月の壁面課題では、子供たちの成長段階に合わせて様々なテーマで活動してもらっています。
デイリーワークや普段の様子からでは気づけない子供たちの成長や一人一人の特徴を確かめる事も目的の一つです。
ただ試験のように行うのではなく、
季節の行事や工作などの活動を通して 自然な姿で楽しんだり挑戦したりしてもらえれば、と思います。
1月の課題はことはざカルタ! 来月の報告お待ちください!
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