水色の夢を見た | ぼくは思わずくしゃみをした

ぼくは思わずくしゃみをした

そういうことです。

生まれて初めての金縛り。

水色のモヤモヤした何かが、
私をベッドから引き離そうとして
上に上に私を持ち上げようとする。

私は一生懸命しがみついて
声をあげたくてもあげられなくて
声にならない叫びをあげながら
これは夢だとどこかで思いながら
その見えない力と闘っていた。

そこに母が現れて、
あぁ、お母さんがいるから大丈夫。
ん?待てよ。お母さんがここにいるわけないから
これは本当に夢だ!
と思った瞬間に解き放たれた。

いつしか、水色の光に助けられたことがある。
闇より暗い何かに私が全て支配されそうになったとき
眩しい程に光る水色の光が
その全ての闇を照らし尽くしてくれた。

水色って何かあるのかもしれない。

もしかしてその見えない力は
私がしがみついている何かから
私を引き離そうとしてくれていたのかもしれない。

もしかしたら3歳の私が
怖くて怖くて毎晩泣いていた夜に
お母さんがいるから大丈夫。
そう思える時間が、私を救ってくれていたのかもしれない。

そんなことを思ったりした。