はっきりいって、つまらない内容だった。いつもの論争や、演説から透けて見えるようなことばかり。本にしてあるだけ、しつこくて、魅力がない。つまり、もうすでに、斎藤幸平氏の「人新世の資本論」も出ているのだし、水野氏の「資本主義の終焉」というほんもでている。これらにくらべて、新鮮味が皆無である。そもそも枝野は自民党に対してどう批判を持っていこうとしているのかが見えない。資本主義に対しても同じだ。また、日本保守主義に対してもどういうスタンスをとるのかわからない。
もっともくだらないのが、冒頭、 保守だのリベラルだのという御託をならべるところがもううんざり。ここでぶん投げ てもよかったと思う。きみが保守なら、自民党があるから君はいらないのだ。リベラルというのは、日本では、左翼が行く当てもなくなって、浮草のようにただよっているのを言うのだ。アメリカでは議会制の既成政党を批判する、ラデイカル自由主義を言うらしい。近年ようやく社会主義が公然の世界で俎上に上り、難しい線引きになってきたが、面白くなってきている。はっきりいって、枝野ビジョンはワクワク感がない。新しい時代を切り開く雰囲気がないのだ。まだ、小沢一郎の政権を聞いているほうがましというものだ。
枝野は、新しいとはどういうものかをよく考えて、等を作りなさい。続編
