.
くるみ割り人形の公演を1ヶ月ちょっと後に控えていた10月のある日、
スタジオが父兄に宛てて発行しているニュースレターを手伝っている、ティム君ママのジューンから、
クララ2人とプリンス2人のインタビュー記事を載せたい、、と依頼があった、、という話しの続きなのですが、、


(また今日も長いです、、(;´▽`A`` なので、気が向いた方だけどうぞ)

(このシリーズの最初はコチラ →「うちの王子にインタビュー?」)



━─━─━─━─━─

寡黙な、うちの次男ジローに「インタビュー」なんて、考えるだけで、ちょっと憂鬱だった。

しかも、ジロー1人にインタビューならいいけど、

もう1人の王子、ティム君は、パパのダグラスに似て、おしゃべり好き、負けず嫌い、

大きな話しをするのが得意である。



そして、常に「自分がよく見える」ように、、ということを意識して発言できる子である。


そんな優等生インタビューのできるもう1人の王子と並べられたら、地味なジローがかなり劣って見えるではないか。。




でも、、、たかが、11才の子供のインタビュー。

しかも、幸いにも、このプリンスのインタビューは、紙面の質問を埋める形式だったので、

時間をかけて、答えを考えることができる。


もちろん、質問に対するジローの心の答えを変えることまではできないし、答えたくないこともある。

嘘の回答を書くことは、私もジローも望まないが。


━─━─━─━─━─

よく考えたら、「蛙の子は蛙」である。


ティム君のパパ、ダグラスは、自分や家族のアピールが大得意。

限られた時間の中でも、ギュウギュウに詰めて、いろんな話題をまくしたてる。


ティム君ママのジューンは、中学英語教師、クリエイティブな性格も手伝って、ウィットの利いた文が書ける。



片や、ジローの親の私は、そういえば、このアメブロの「プロフィール」ページでさえも、

まだ一言も埋めずにいる。!(´Д`;)



何度か、「何か書かなきゃ、、」と思いつつ、質問事項を見て、

「睡眠時間は?」「家に帰ってまずすることは?」「ハマってることは?」「何フェチ?」「血液型は?」


、、、といった質問に「くだらん、、」とげんなりして結局、何も書いていない。(← 自分自身がくだらん、、って話しだね)

$男子ダンサー x 2



そして、ときどき、こういった、私が「くだらん」と思う質問に対して、背を背けることなく、

ユーモアと捉えて細かく答えてるブロガーさんを見ると、感心するのだ。



子供の心配をする前に、親が行動を起こさないといけませんね。


「くだらん」と思うのではなく、クリエイティブに、、


━─━─━─━─━─

実際、こういった「インタビュー」なるものは、インタビューされる側にとって、

「くだらない」内容なこともあるだろう。



そして、雑誌、新聞、テレビ、ドキュメンタリーなどのため、インタビューは頻繁に行われるが、

割と、インタビューする側が意図する「回答」というものがあったりもする。



その、メディアを売る側の、ターゲットとする買い手にウケるような答えを誘導することもある。


今、日本で公開されている映画「ファーストポジション」を観ながらも、それは少し思っていた。

$男子ダンサー x 2



採用されたインタビュー内容もあれば、採用されなかったものもあるだろう。

必要なシナリオ(目的)にそって、編集されることがある。



**「ファーストポジション」映画は、いろんな目線で盛りだくさんだったが、多くのインタビューの中から、各テーマを均等に編集するの大変だったろうな~と思う。今は DVD で鑑賞中 (^O^)


━─━─━─━─━─

今回の王子インタビューは、たかが一(いち)スタジオの新聞用ではあったが、20ほどの質問があった。

このインタビュー企画は、公演前にスタジオの皆の気分を盛り上げる、、という目的と、

まぁ、若いダンサーたちが「私もインタビューされるようにがんばろう」的な盛り上げ程度のものだろう。




心配をよそに、ジローは、いつもの宿題をするのと同じ感覚で、さっさっさ、、と答えを埋めていった。



ちょっと気になる回答は、私の意見を言ってアレンジさせたが、ほぼ、本人のオリジナルで提出できた。



「えっ????」、、と驚くような意外な回答をいくつか書いてたのだが、11才の子供らしい回答だったとは思う。



私には、隣りのティム君のインタビューが素敵に見えて仕方はないのだが(隣りの芝生ばかりよく見える、、苦笑)

(編集したのはティム君のママだしね、、)


━─━─━─━─━─

うちの「くるみ割り人形」の劇場リハーサル中に、地元のテレビ局などが取材に来ることがある。

今年は、ジローが王子をやった日にクララをやった女の子と、クララの弟役の男の子が

偶然にビルマ系の子たちだったため、

ビルマ系のメディアが、クララの女の子と、弟フリッツの男の子にインタビューに来ていた。

$男子ダンサー x 2



そして今、アメリカではダンス競技っぽいテレビ番組が人気で、常に新しいダンサーがテレビに登場するが、

番組内で、しょっちゅう、様々な内容のインタビューが行われている。



こういう、ダンサーの映像を見ていると、

うちの子供たちも、自分が小さくて覚えていない時のことなど、どこかで聞かれてもいいように、

(ダンスを始めた年だとか、キッカケだとか、初めてのダンス公演のこととか)


常日ごろから会話に出すなどして、準備しておいた方がいいな、、と思うのである。




、、いや、別に有名にならなくてもね、、

常に、その辺でいろんなおばちゃんたちにインタビューされてるんですよ、うちの子たち。


んで、その「おばちゃん路上インタビュー」のメディアの広がりの速さは、皆さんご存知の通り。(^▽^;)

(私も、その「おばちゃんメディア」の1人やね、、f^_^;)



んで、「おばちゃん路上インタビュー」でさえも、

ちゃんと伝達の時点で「編集」されたりもするのですけどね。(^_^;)


━─━─━─━─━─


とにかく、子供には、イチロー選手のように

いつでも、堂々とインタビューの受け答えができるようになってほしいな、、と欲を思うのでした。




、、、子供に期待する前に、

まずは、私がアメブロのプロフィール質問 に挑戦すべきだね。ハイ。

でも面白いこと書かないと思うので期待して見に来なくていいよ。(← 誰も期待してね~よ?)('-^*)/



なんだか、ひっぱった割りに、まとまりなく、とてもつまらない終わり方になってしまいましてすみません。(汗)




** 当初は、このシリーズを計4編にて書く予定でしたが、結局、強引にまとめて3編にておしまいにしました。このシリーズで話したいことがいっぱいあったのだけど、、でもまた、別の機会に登場するかもです。



(今日の「なう」から~)
今日は、今から、長男タローが通う芸術高校のダンス科のダンス授業参観に行ってきます。今日はモダン、明日はバレエの授業が見れるかな。。この高校の父兄、まるで幼稚園児の参観日のように、高校生の子供たちのために、みんな仕事を抜けてワンサカと参観に来ます。公立高校ですが、ダンサーの父兄はみんな熱心なのです。



今日も長くなりました。読んでくださった方、どうもありがとう。




関連記事
インタビューされるのが得意なダンサーになる(1)うちの王子にインタビュー?、、編
インタビューされるのが得意なダンサーになる(2)イチロー選手のように、、編
.
バレエ「くるみ割り人形」公演へ、遠足で来た学童たちの反応ですが、

私自身が、実際に目で見、耳で聞き、肌で感じた「反応」というのは、前回に書いたような、、

(前記事こちら →「遠足学童のバレエ反応」。このシリーズの最初記事はこちら →「遠足学童を迎えて クルミ割り」


「拍手のタイミングが分からず、盛り上がるべき場所でも静かだった」
「面白いと思った箇所では、遠慮なく声に出して笑い、休憩後の第2幕の開始時も激しく喜んでいた」


、、、と言ったものだけだったが、




うちの息子たち2人や、男子バレエ友達のティム君なんかは、

この遠足で来ていた若い学童たちから、別の、、、ある特殊な反応を受けていた。



     (写真は、初日の公演が始まる前に、ステージに集まるキャストたち ↓)

男子ダンサー x 2




「いい~~~~~~ゆ~~~~う」(← 日本語で言うと「おげ~~~~」とかになるのかな)


「男のくせにタイツ履いてらぁ~~~~~!(笑)」



舞台で踊っている時に、こう言ってるのが聞こえるらしいです。( ̄Д ̄;;



ほんま、子供たち、自分宅のリビングでテレビを見てるのと同じ感覚で舞台を見てますから、

舞台中の反応も素直なもんです。



別に、おケツの割れ目がくっきり見えるタイツを履いてる時じゃなくても、

ちょっと体にフィットする衣装を来ているだけで、



「ピチピチのパンツやぁ~~~~~!がはははは、、ケタケタ、、、!」


、、、ちゅう、反応だったみたいです。




まぁ、、うちの男子たち、もう、こういう反応にも慣れたもんで、


「あの子たち、こういう衣装を見るのに慣れてないから仕方ないね」


、、なんて言っておりましたが、



ティム君パパ、ダグラスは、ちょっと怒ってました。(ダグラス、前出したことあります。→「熱血ダンスパパ」)

「なんだか、多くの子供たちが、うちの子たちのタイツを笑ってたそうじゃないか。けしからん!」


(余談:ちゅうか、私は、舞台裏を手伝うために仕事を休むのは「ママ」だけで充分よ~~、、とダグラスに思ってたんですが、、)



━─━─━─━─━─

キャストの一部は、休憩時や、舞台の後で、少し「出待ちサービス」みたいなのをやったのだが、


間近で、バレエ衣装を着た男の子を見て、

学童たちは揃って「直視するのが大変」、、、といった顔をして、


「なんでピチピチのパンツ履いてんね~~~~ん!ぎゃははは、、」


、、、という反応。




そっか~、そうだった。。

一般の男バレエダンサーに対する反応は。。 (´д`lll)





実は、、、

私のこのブログの「検索ワード」で、常に上位にあるのが、

男ダンサーの「タイツ」に関するもの。


統計で、常に50%以上の検索ワードが、男性ダンサーのタイツ関係だと思う。

(いや、正確に言えば「ダンスベルト」検索がその中でも断トツなのだが)



なんだか、気持ち悪くて「タイツ関係の記事を全部 非公開にしたろか」、、と思ったこともあるくらいだが、


敢えて、

「男のタイツは、たくましくて格好いい」イメージ普及貢献を目標 にしてみようと思う。

(↑ へへ、、ちょっと大げさ)


━─━─━─━─━─

そういえば、某バレエ団の「くるみ割り」を観に行ったんだ~~という私の知り合いの その時の感想が、


「私、男性のタイツ見るのは 全然平気なのよ。だから楽しかった!」



、、、であった。、、、、(やっぱりタイツなんかい、、( ̄_ ̄ i)




長くバレエに関わっている人たちにとっては、

こういう「一般」の感想なんて、どうでもいいことなのかもしれない。



「バレエの分かる人にだけ分かればいい」

「バレエの美しさが分からない人なんて、私には関係ないわ」



でも私は、

「バレエは特別な人たちだけのものではない。身近なものなんだ」

「男の子のタイツ、あ~、普通に格好いいじゃん。全然、いやらしくもないし、女っぽくもないよ」


な~~~んて感覚が、ちょっとずつ広がればいいなぁ~~なんて思う。



こんなこと思うのは、私がバレエ素人だからかもしれないけどね。




さて、、「男のバレエタイツ」の検索で来る人、どうぞ「カモーン」やで!!



━─━─━─━─━─

もう充分、長くなったけど、、最後に、もう一つ、、、



前回の記事と似たような内容だけど、舞台のフィナーレ(コーダ)が終わった後の反応を書かせてください。



第2幕のダンサーたちがコーダを踊り、

クララが夢から覚めたシーンで幕を閉じた「くるみ割り人形」の舞台。

男子ダンサー x 2



ここでカーテンが閉じる際、学童で占められた観客は、


きゃ~~~~~~っ!という「大フィーバー」であった。

(↑ 大フィーバー、、って言葉、ひょっとして死語?)



カーテンが閉まった後、全てのキャストは、バウ(会釈)のための、配列の準備に入る。





私を含む、父兄/大人キャストは、カーテンが開いて一番最初に会釈をすることになっているので、


私たち大人キャストは、閉じているカーテンのすぐ背後に並んでいた。





カーテンの後ろに並びながら、皆のスタンバイを待ちながら、照明がまた舞台を照らすのを待ちながら、

バウのための音楽が鳴り始めてカーテンが開くのを待ちながら、



むっちゃ、聞こえて、伝わってくるんですよ。


カーテン1枚を挟んだ、観客からの 純な大フィーバー・カーテンコールが、、、

(だから、大フィーバって死語ちゃうのん、、)

$男子ダンサー x 2



(写真は、↑ お花の妖精のリードの女の子が、大フィーバーの中、舞台袖で自分の会釈の番を待つ背後から)



書きながら思い出してウルウルしてる私。。子供の大フィーバー・カーテンコールって、、いいよね。



たぶんバリエーションの部分とか子供には つまんなかったかもだし(大人にとっては一番の見所だけど)

「男がタイツ~~?」ってな部分もあっただろうけど、

総体して、楽しんだんだろうな~~~と伝わってきました。

(たぶん「やっと終わった~~~」的な大フィーバーではなかったはず)



普段のくるみ割り公演とは、かなり違った純粋な反応で、なかなか面白かったなぁ~と思った遠足公演でした。


もし、みなさまのバレエ学校でも、遠足公演なるものが実現可能そうなら、ぜひやってみてほしいです。

んで、男子のタイツにどんどん見慣れてもらいましょう(← やっぱりこれで締めないとね (^_-)☆




** この、遠足学童向けのくるみ割り公演、昨日書いたように、他にも書きたいことがあるんですが、またそのうち、別のテーマにて書くことにします。まずは次回は、休載中の「インタビュー」記事に戻りまっすです。


今日も長いの読んでくださってどうもありがとうです~。




別のテーマにある関連記事
- 相撲力士とバレエダンサーには共通点がある
- 気になる「ダンスベルトの行方」
- 「ダンスベルト」= 男性ダンサー用下着
.
(前回の記事の続きです。前記事はコチラ →「遠足でくるみ割り」)



平日、月曜日の朝に、遠足学童を観客に迎えて行った「くるみ割り人形」公演。



開演は朝10時半。。舞台の反応はどうであったか。



1、拍手

なんとなく、予想では、

「子供は拍手するタイミングが分からないんじゃないか」

、、と思っていた。



昔、日本にいた頃、宝塚歌劇をよく観に行ってたのですが、私の記憶が確かなら、

「拍手のタイミング」、、というのを、たしか濃厚なファンが仕切っていらっしゃったような。。




「拍手なんて、したい時にすればいいやん」、、とも思ってましたが、




今考えたら、拍手を仕切ってもらうのって、舞台人にとって、本当にありがたい気も。。




私の予想通り、遠足でバレエを見に来た、まだ若い学童たちの団体は、

ダンサーの素晴らしいターンやジャンプを見て




「わ~~~お!」と感心しても、素直に口をぽか~~~んと開けるだけで、


それが、ダンサーに向けての「拍手」に繋がることはなかった。




なので、いつもなら拍手が起こる場面でも、し~~~~ん




拍手が起こることもあったが、小さな手で叩かれる拍手の音 は、それはそれは かわいいものだった。



2、声に出して笑う


とにかく、若い学童は、自分宅のリビングのテレビを見るようにくつろいで舞台を見ている。

感動しても、画面に向かって大きく響きのいい拍手をおくることはないけど、

楽しい時には素直に声を出して笑う。




うちのスタジオの「くるみ割り人形」は、一部、タップダンス、ヒップホップ、、という、

バレエ以外のダンスが少し取り入れられています。




うちの戦闘シーンの、兵隊さんの半分は、タップダンサーたちです。

パン!パン!とフラップと呼ばれるステップで、

音を立てて床を叩きながら、ネズミ軍団に対抗して行進していく。


$男子ダンサー x 2




そして、第1幕のパーティシーンの、ドロッセルマイヤー老人の「出し物」ダンサーの一つは、

ここ8年くらいは、ヒップホップのグネグネとした動きを使った「ロボット」。



写真(↓)は昨年の舞台から、、ちっちゃいのしかなくてゴメンす。

$男子ダンサー x 2




今年は、うちの長男タローが、このロボットをやったのですが、、



プレゼントの箱の中から、このロボットが出てきたときから、大爆笑の渦。。

最後まで「ケタケタケタ、、、、」「うわ~~はっははは、、」「クククク、、」的な。




普段の公演で、このロボットでこんなにウケたことはなかった。




クララの弟フリッツの悪ガキぶりなどはもちろん、他のシーンでも、

意外なところで「ケタケタケタ」「うわ~~はっは、、」的な大げさな笑い声が起こっていた。

強がったネズミがやられてしまう戦闘シーンは、かなりの大ウケだったことだろう。




笑いが起きたとしても、「ドヨドヨ、、、ざわざわ、、くすくす」的な笑いの大人の観客とは違い、

素直な笑い声が聞けて面白かった。


━─━─━─━─━─

インターミッション(休憩時間)は、いつもより長い45分。

遠足で来ている学童たちは、このインターミッションの間にお弁当を食べる。



長いインターミッション(= 昼休み)を終えて、学童たちは席に戻り、

観客の照明が落ち、

カーテンは閉まったままだが、舞台の照明が明るくなった、、、そのとたん、



観客から、


「きゃ~~~~~~!」「いえ~~~~い!」「やった~~~~!」

大きな拍手とともに、大歓声が起こった。






学童たちは、舞台の続きを楽しみに待っていたようだ。


このときの反応に、ちょっと感動した私であった。




「あ~~、子供の反応って、素直で面白いなぁ、、」と思っていたのだが、、



その「素直な子供たち」ゆえ、

バレエ界にいて すっかり忘れていた「世間一般の、バレエに対する反応」、、、というのを

思い出すハメにもなった。




、、、まぁ、だいたい、想像できますかね?




ところで、このかわいい素直な観客を前に、舞台を踏む私たちも、

ちょっと違った気分で演ずることができたので、

それも含めて、次回で完結編としたいと思います。





その記事はコチラからどうぞ →「もう一つの学童たちのバレエへの反応