かいまき布団。
我が家では「どてら」と呼んでましたね。
物心つく頃から使ってた記憶があるけど、
幼い頃の代物は布団同様に重い綿入りでしたね。
おっと、どんなもんか知らない方の為に、
拝借した写真ですが…。
要はこんなもんです。
着るのではなく、布団同様被るのですよ。
逆さに被ったら?それは死人ですよ。
何か、仮絵羽の着物の様ですね。
着る毛布みたいですよ。
使い心地は?
襟部分があるので、風が入り難く非常に温かいんですよ。
冬用寝袋のネックバッフルみたいな感じですよ。
袖に腕通して寝たら?身動き取れず大変な事になりましたよ(笑)。
んでも、このかいまき、全国で使われてると思ったらそうでもないらしい…。
多方面出身や在住のキャンプ仲間含め
旅仲間や北の大地の方に聞いたら?
どうやら北関東や東北で使われるケースが多い様だ。
冬場になると夕方の冷え込まない時間帯に雨戸を閉め
(暖気を逃がさない様にする為)、起きてる時は半纏をっと、
自分は半纏の袖が邪魔でちゃんちゃんこ愛用でしたよ。
寝る時はかいまきに潜り込んで、雨戸閉めた暗い部屋で
時間が分からなくなり、朝起きるのが明らかに遅くなる。
それを冬時間と呼んでたけど、寒い時期は暖かい布団から出たくないよね。
かいまきは、魔力だ(謎)