2015北海道:1 | 真・アブさん日記改め不定記

真・アブさん日記改め不定記

花のトイレはピコレット

今年の渡道は正直無理かと考えてた。

過去に国の難病指定になっていた病気を患い、
一時期はどうなってしまう事か考え込んだ。

Drに告げられた5年後の余命は…30%。

でも現在は治療法も確立され薬も良くなった事もあり、
9割は命を落とす心配は無くなった。

先のGWは治療の為の静養、何処にも出なかったと云うか
出る気力も体力も無かった。

そして迎えた7月…一通の封書が届く。
我が盟友からだ。

そうかぁ…話は前々から聞いていたから知ってたけど、改めて
召集令状もとい、招待状が届くと祝事の現実味が増す。
…残念だけど、体調の事やスケジュールの関係で(休職してたので)
最高の日に駆けつける事が出来ないが、せめて夏の終わりにでも駆けつけたい。

予定があやふやのまま8月に入る。

性分なのか病気なのか癖なのか?
ホッカイダーの血が騒ぎ、渡道する事を決意。

フェリーの手配は済んだが、行きの便で和室が取れない。
毎日予約状況と睨めっこし、やっとこ和室に変更が出来た。

それと、久しくバイクで渡って無い。

今回も四輪での渡道。相方の愛車初期型ノンターボのMRワゴンだ。

出発前の8月9日の事。
事前準備の一環で、タイヤのローテーションをしようとしたら何と?

!!!!!!!!!!!!
ナットが緩まず…ヤバいと思い締めなおすも締らず。
何と、運転席側のハブボルト1本のスプラインが舐めてしまった!!
こりゃ~やべ~っすよっ!!
オマケに世間は盆休みの入り口…正直青ざめた。
幸いにも翌日応急処置をしてくれる車屋さんがあり修理を依頼。
実弟が整備士時代に付き合いのあった業者で間違いは無い筈。
本修理は出発までに間に合うのか?部品の在庫は確認できたが
届くまでの時間を考え、保険で中古部品の確保も成功。
幸い出発前日に本修理も上がり、これで不安材料が一つ消せた。

もう一つの強敵。

台風。

今回運悪く日本海に入って来そうな予報が出ているが進路が定まらず。
波浪予報と連日睨めっこし、出発3日位前に急遽予定変更。
27日の離道を一日延ばし28日にするもやはり台風の動きが気になる。

そして出発当日を迎えた。





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8月21日、21:00過ぎ…アジトを出る。
R4を北上し途中R289を通りR118、会津若松に入る。
会津若松からR49へ、日付が変わり22日AM2:00頃道の駅阿賀の里に到着。
此処で仮眠をとる事にする。
AM5:00頃目が覚め再び走り出す。






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何時も通りに新潟の駅前に到着、松屋で朝飯の買出しを済ませ、
フェリーターミナル近くのコンビニで再び買物をする。





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約300キロの道程を走り切り、無事に新潟港到着。
取敢えず台風の動きをチェックするが…やべ~っすよっな予感。
出発まで色々とギリギリ切り抜けてきた悪運の強さを信じる事に
するが、心の中では正直ドキドキだったのは云うまでも無く。





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息子け~やんもお目覚めになり恒例の一暴れ。





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目が覚めると、何時もまんままんまと連呼するけ~やん。
今回も例にも漏れずで、早速腹ごしらえをする。





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???
何故かフェリー乗り場に居た猫。
猫好きにの相方は大喜び!!
何か幸先良さそうな予感…な~んて考えてたけど、
今後何が起こるか何てわかりゃ~しない。





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今回で24回目の渡道、相方も10回目、け~やんは2.5回目。
フェリー旅が好きなのだ。





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今回はどうだろ~か?
期待と不安が入りまじる中、乗船をひたすら待つ。
あと数時間後には船の中だ。


つづく…