3年前の初夏
俺はキュヒョンと共に幼馴染である優心の誕生日を祝った
CM「誕生日おめでとう、優心」
「ありがとう」
KY「優心、おめでとう。コレ俺たちからプレゼント」
「いいの?可愛い~」
瞳を輝かせプレゼントを眺める優心
くったくのない笑顔で俺とキュヒョンを見る
KY「チャンミンがさー、これは優心に合わないとか、散々文句付けてようやく見付けたんだよ?」
CM「キュヒョンが変なもんばっか選ぶからだろ?」
KY「チャンミンは悩みすぎるんだって!!」
「ありがとう…すっごく嬉しい。毎日付けるからッ」
CM「優心に絶対似合うよ」
キュヒョンと何ヶ月も前から探したプレゼント
ピンクゴールドのネックレスにハートの形のピアス
俺が優心に想いを寄せてから早数年
ただの泣き虫だった優心が
いつしか女の子から女性に変わり
綺麗な女性へとなった
優心に想いを寄せてるのはキュヒョンも同じで…
どっちが優心の彼氏に相応しいかなんて毎日のように話してた
なぁ、優心…
あの時の俺たちは本当に毎日が楽しくて
3人で居るのが当たり前で
俺たちを必要としてくれる優心が嬉しくて
俺たちはいつも笑っていた
どうして俺たちはあんな事になったんだろう…
なぁ、優心
お前はあの時に戻りたいとか思うかな?
俺は…戻りたい
告白もせずに終わった俺の想いを伝えたいんだ…













