チャンミンが数時間後韓国へ来た
鞄一つで来たのを見ると相当慌てて来たんだろう
KY「なぁ、チャンミン。優心と一緒に帰るだろ?」
CM「うん。お前が迎えに来いって言ったんじゃん」
KY「良かったな、優心」
チャンミンが来てから優心は一度も口を開かないどころかチャンミンを見る事すらしなかった
CM「優心…次の便で帰ろ?」
「・・・」
CM「俺、すっごい心配だったんだ。優心が韓国来てるなんて思わなかったし…」
「・・・」
CM「それとも俺と帰るのがイヤ?」
「・・・」
不安そうな顔をしながら優心を見るチャンミン
こいつも相当優心に惚れてるのがわかる
KY「優心?黙っててもココには居れないぞ?言ったよな?俺は優心と韓国で住めないって」
「・・・」
KY「それに…俺はもう優心と別れた。わかるだろ?もう優心の彼氏じゃない」
みるみる優心の目に泪が溜まっていく
前の俺ならすぐ抱きしめてただろう
でも今は…優心の泪を拭くのは…チャンミンだけ
KY「チャンミン、明日も休みだろ?一泊していけよ。な?」
CM「着替え持って来てない」
KY「俺のあるから。だから、チャンミンも優心も泊まれ」
チャンミンを見て微笑む事しか出来なかった
俺なら…ちゃんとチャンミンと一緒に日本に帰国させてあげるから…
自宅に着き何も話さない優心とチャンミンを招き入れた
まだ引っ越したばかりで必要な物しかない俺の部屋
優心はベッドに座りその横にチャンミンも座った
KY「優心…お前チャンミンに言いたい事あるんだろ?」
CM「・・・なに?」
「・・・」
KY「俺、あっちに居るわ。ゆっくり話して」
CM「・・・わかった」
俺は優心とチャンミンを残しリビングへ行った
頑張れ…優心…
お前ならちゃんと言える














