多くの経営者が敬愛する名著。

「人を動かす 新装版」

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経営哲学の本かと思いきや、あらゆる人間関係を円滑にするヒントが満載のようで。
特に人の上に立つ人に必要な「コーチング」スキルを「人をコントロールする」という見方ではなく「まず自分自身が変わることで、自然に周りをその気にさせる。」 という見方で述べている。

うちの会社の経営層は一読いや二読三読してるんじゃないかな、動かされる側の立場でこの本に述べられているような対応を受けたことがある。






この本の中で一番心を動かされたのは次(↓)のポップ・フーヴァの実話。ちょっと長いけど感動するから読んでみて!

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有名なテスト・パイロットで航空ショーの花形ポップ・フーヴァーは、あるとき、サンディエゴの航空ショーをすませ、ロサンゼルスの自宅へ向け飛んでいたが、その途中、三百フィートの上空で、エンジンが両方ともパッタリと止まってしまった。巧みな操縦で、そのまま着率し、負傷者は出なかったが、機体はひどく損傷した。

緊急着陸後、フーヴァーがまずやったことは、燃料の点検だった。案の定、プロペラ機にガソリンではなくジェット機用の燃料(間違った燃料)が積まれていたのである。
飛行場のもどったフーヴァーは整備をした担当者を呼んだ。若い整備士は自分のミスを悟って、自責の念に打ちひしがれていた。高価な飛行機が台なしになったばかりか、危うく三人の命が失われようとしたのだからショックは当然だろう。

フーヴァーの怒りは想像にありあまる。このような言語道断の過ちをおかした男に、誇り高きベテランのパイロットが痛罵を与えたとしても不思議はない。ところがフーヴァーは叱らなかった。批判もしなかった。それどころか整備士の肩に手をかけてこう言った。
「君は二度とこんなことを繰り返さない。私は確信している。明日もわたしのF-51の整備を君に頼もう」。
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まじかよフーヴァさん・・・
一日に置いての対応ならまだしも、死にかけた直後の精神状態でよくこんなこと言えるわ。
著者のD・カーネギーはこのエピソードから「人の気持ちを傷付けることで人間を変えることは絶対にできず、まったく無益である。」ということを主張している。




これと似た場面・・・

どっかでみたことあるような気がするな・・・









思い出した!
すげぇ感動したワンピースのあの名シーン。




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「お、親父ぃぃぃぃぃぃい゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!」


と思わず泣き叫んでしまいますが、落ち着け俺。


海軍にだまされ自分の親分を刺したスクアード。
そんなスクアードも愛すると言う白ひげ!

この場面、まさにフーヴァさんの逸話と重なりません?

良く考えてみればワンピースの主要キャラにはみんな「D」が名前についていて、著者カーネギーの名前も「D・カーネギー」じゃないか!
ってことはルフィのDはD・カーネギーの「Dale(デール)」なのか!?




こんな、ぶっ飛んだ妄想をしてしまいますよ、これはもう。
『ワンピース』の作者・尾田栄一郎先生に問い詰めたい、小一時間問い詰めたい。








で、この本の話に戻りますが、正直今の自分には
「分かっちゃいるけど、とてもこんなマネできん」
というのが正直な感想です。

まずは感情的になり易い場面で相手の気持ちを考えて冷静に対処するところからかな。
それよりも"動かされる立場"からいいかげん卒業するのが先か(笑)



マネジメント(特に人心掌握)に興味のある方やワンピース好きの方は楽しく読めるかと思います。
ではでは






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とんがりコーンじゃなかろう!!店長すすめんな!!
今日はあのamazonが脅威を抱いたザッポスの物語について。


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ザッポスって知ってます?
の通販サイトなんですよ。の通販サイト。


靴なんかメーカーによってサイズが微妙違うし、実際にはいてみなきゃ分からんやん。
事業内容を聞いただけでは「いやいや、無理だろー」と思える靴のネットショップ。

それを創業者のトニー・シェイは至高のカスタマーザービスを武器に売上高10億ドルの企業に育て上げた。
この本はトニー・シェイ自身が書いたザッポス、いや本人自身の物語。

とにかく驚くべきはトニー・シェイの「金」より「情熱を傾けられること」を真っ先に優先するベンチャー魂と、企業文化(コア・バリュー)にとことん大切にする経営方針。

①「金」より「情熱を傾けられること」を真っ先に優先するベンチャー魂
それはトニーの経歴を読むだけで理解できる。
トニーはオラクルに入社後、在職中にリンクエクスチェンジを創業。
1999年にマイクロソフトに同社を2億6500万ドルで売却。このとき若干24才。
その後1年間マイクロソフトに留まるという条件を破棄(=約8億円を放棄)して投資家へ転身。
ドットコムバブルの影響を受け資産ほぼ0の状態からザッポスを売上高10億ドルの企業にまで成長させた。

普通の人ならリンクエクスチェンジ売却した時点で、青山のマンションでも買って毎日美味いもん食って一生遊んで暮らそうと考えてしまう。
それ以前に普通はオラクルで働きながら、平日に会社抜け出してベンチャー創業の準備したりしないか。



②企業文化(コア・バリュー)にとことん大切にする経営方針
優秀な人材よりも企業文化にマッチした人材を採用する。
俗に言うビジョナリーカンパニーを真の意味で実践するには、企業文化を第一に大切することが重要とトニーは考えている。
その企業文化(コア・バリュー)がこれ(↓)

 1 サービスを通して「ワオ!」という驚きの体験を届ける
 2 変化を受け入れ、変化を推進する
 3 楽しさとちょっと変なものを創造する
 4 冒険好きで、創造的で、オープン・マインドであれ
 5 成長と学びを追求する
 6 コミュニケーションにより、オープンで誠実な人間関係を築く
 7 ポジティブなチームとファミリー精神を築く
 8 より少ないものからより多くの成果を
 9 情熱と強い意志を持て
10 謙虚であること


このカルチャーを社員全員と分かち合うことから、「ワオ!」という感動を顧客に与えるサービスが自然と生まれると言っています。
驚くことにザッポスのコールセンター業務には対応マニュアルがありません。
カスタマー・ロイヤリティチームと呼ばれる彼らはコアバリューに基づいたサービスを自分なりのやり方で提供しているんです。

具体的にはこんな感じ
・自社に在庫がない場合は、他社に在庫が余ってないか問い合わせる。
・返品は何回でも無料

ザッポスのJane Juddは言います。

「顧客に対して最も意味のあるシンプルな事は、気を配って、顧客の声に耳を傾けることです。多くの企業は、顧客の体験より売上を重視しがちですいます。私たちは、魅力的であるようにベストを尽くして、顧客へ追加購入するように勧誘しませんし、電話対応に時間制限も設けていません。」と。


この一般的に回転率を重視するコールセンター業務の方針とはかけ離れた文化が顧客の心をガッチリ掴んだんでしょうね。






そういえばうちの会社のビジョンって何だったっけか?



■IT Solution Innovator
1.市場創造への挑戦
 ⇒高度な専門性と創意工夫をもって、新たな市場創造に挑戦する。
2.最高の提案力と実行力 
 ⇒技術・市場の進化を先取りした価値あるソリューションを顧客に提案し、確実に実行する
3.人間魅力
 ⇒社員各自の人間魅力を高めることにより、提供するサービスの質の向上を図る。 




・・・・・・・浸透してねぇ(-_-メ)、少なくとも自分の腹には落とし込めてないわぁ。
復唱して覚えよう(笑)







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今日は勝間さんの資産運用に関する書籍「お金は銀行に預けるな」です。

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この本にもっと早く出会っていれば、FXで○百万損しなくて済んだのに(>_<)と表紙を見る度に思う本。

いかんいかん、あのイギリスで最も尊敬されているウィンストンチャーチルは言った。
「過去にこだわる者は未来を失う」と。
あれはもうサンクコスト、高い授業料だったと思おう。


さてさて話が逸れそうになりましたが、私のように見切り発進で投機的な資産運用をして大損しないためにも、読んでおいて損はない本です。
いや、むしろ読んでおくべき。


外国と比較して日本人は金融リテラシー(資産運用能力)が低いこととその理由から始まり、「分散投資」、「ドルコスト平均法」、「購買力平価」、「効果的市場仮説」など資産運用に実践するに当たって最低限知っておくべき鉄則を紹介している。
(こんなことも知らずにFXに大金注ぎ込んだ自分って・・(泣))


また勝間さんは、各金融商品(↓)についてもプロの経験をもとに、売り手側の視線や金融商品の利益構造、リスクの大小を初心者にも分かりやすいように紹介しています。

・定期預金
・国債
・株式
・為替
・住宅不動産
・REIT
・投資信託
・生命保険
・コモディティ
・デリバティブ


全体的に勝間さんは「"購買力平価説"が成り立たない(円高にならない)以上は、海外の資産に積極投資するべき、ただし確実にリスク分散しドルコスト平均法で積立投資すること!」というスタンスです。


確かに購買力平価説は行動経済学が発達する前に発表された説だし、今後の日本の財政赤字の拡大を顧慮するとこのまま円高が継続するとは考えにくいのかな。
そう考えると、勝間氏の言っていることは納得できる気がする。

私自身もこの本で身に着けた金融リテラシーの基礎をベースに1から分散積立投資を開始しています。
一攫千金は狙えませんが、精神的にも楽ですし、給与天引きなので確実に積立できます。

そもそも資産運用はリスクは管理できるけどリターンは管理できませんからね。

繰り返しになりますが、これから資産運用を始めようとしている方には個人的にはかなりおすすめですの一冊です!







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