HYDE/ROENTGEN | トリグラフ

HYDE/ROENTGEN

hyde, IAN CURNOW, Dave Ford
ROENTGEN(限定)

過剰な人気も今では落ち着いて安定期に入っているLA'rc-en-Cielのボーカル、

HYDEのファーストソロアルバム。シングル3曲を含み、2002年発表。


基本的にエレクトリカルな音を排除し、アコースティックな生音にこだわっている作品。

アルバムが一枚を通しての世界観をもっており、最初か最後まですらっと聞けてしまう。

PVなどで本人が演じていたように、イメージカラーとしてはホワイトなのかな。


本体のバンドを離れ、ここまで統一された、そして落ち着いた音の世界観を出せるのは

さすがです。

もともとラルク自体が、耽美的なアプローチを個性(もしくはバンドカラー)としていた部分もあるんですが

今作はその世界観で埋め尽くされた作品です。

絵画を眺めてるような、目を閉じて聞くと平和な世界がひらけるような。


ボーカルも全体的にトーンを落とし、伸びのある歌ではなく、子守唄のような(笑)曲がほとんどです。

もともと英詩で作ったのか、のちに海外では全曲英詩でレコーディングされたバージョンも発表されてますし。(日本でも発売済み)


ストリングスをうまく使っていて、長く聞ける作品だと思います。

ただ、いままでラルクというバンドイメージが強い分、とっつきにくい人も多いと思うんだけどね。

たぶんHYDE本人が昔から思い描いていた「絵」をまとめることができた、完成することができたという

渾身の作品だと思います。


静かで、綺麗な作品、いつまでも心地よく聞いていられるので、夜によく聞いています。



このアルバムで好きな1曲 「White Song」