福祉用具からデモ機が届いた
別に注文していた車いすと移乗用としてスライディングボードも一緒に持って来てもらった
移乗用も目的の一つだが、ベッドの上下移動のためにスライディングボードも使いたいと言い出す利用者は過去いなかったそうで、福祉用具の担当者もどう使うのか興味津々だった
基本、ベッド上で下がった身体を上にずらす時、専用のスライディングシートがあり、それの方がツルツルの柔らかい素材で当たる背中が痛くない
それに比べ、私が希望してるボードだと固くて背中が痛くなるというのが大きな理由だそうだ
という事でボードとシートを両方試すことになったが、1人でやる場合、シートでは大き過ぎて、移乗の際はフニャフニャしてて使えない商品だった
その点ボードの方は1人でも使いやすく、移乗の際でも硬い分フニャフニャせず利用出来た
確かに背中の痛さを考えた時は、シートが良いと思うが、使用目的からするとデメリットの方が勝ってしまう
福祉用具の担当者に聞くと、100㌔超の重さを宙に浮いたボードの真ん中に置いても、割れない位の強度はあるように作られてるそうだ
車いすから車への移動の際、横滑りしながら移動させるが、問題になるのは車のタイヤ幅と座席の空間が埋められず、移乗が難しい点である
スライディングボードの強度上の設計は、空間幅を20㌢の場合は150㌔、空間幅が10㌢の場合は100㌔までOKと想定してるそうだ
もちろん、ボードの中央に重さが集中して、一時的に中央の空間部分が曲がってしまうが、その部分には長時間滞在することはしないだろう、と考えて作られてるらしい
また空間部分で曲がってしまった時、ボードが途中で外れてしまうとでは?という不安は、ボードの端と端には滑り落ちない様に素材自体に工夫し設計されてるそうだ
見た目は薄いが、なかなか頑丈な商品らしい
そして借りたデモ機だが、これも福祉用具担当者曰く、『初めての商品で存在自体知らなかった』そうだ
そのデモ機はというと、『ターンテーブル』なのだが、今まではクッション性があり、座って利用する物だった
それが、立った状態でクルクルと勝手に回らず利用者、もしくは介助者が回して軽い力で方向転換出来るように考えられてる
また厚さも1㌢位で薄く、足の下に差し込んでも違和感なく使える
重さも1㌔程度で、持ち運び易く移動も楽である
また車いすの事だが、どうしても自走式のだと後輪タイヤが大きくて、移乗時、タイヤ部分にお尻がぶつかり易いが、全長を長めの車いすなら大丈夫だと気がついた
長めと言っても10㌢以下なので、慣れてしまえば平気になる
レンタル用カタログの車いすの採寸を見ていて、それぞれ数㌢のバラ付きがあり、なぜ統一されてないのかな?と思ったのが始まりだった
移乗の際は、浅く座り直すのが基本なのだが、座り直せない場合はどうすればいいの?と疑問だった
全長が少し長くなる事で、若干大回りになる等のデメリットはあるが、それも慣れで何とかなる
たまたま、その担当者が知らなかった事だったのか、私が細かっただけなのか…
そういえば、マイナンバーカード
更新手続きが必要とかで封書が届いた
全く、面倒くさい