『始めに脳(無意識)が起動し、その400ミリ秒あとにわれわれはその行為をしようと気づくのである』
『そして実際にその行為に移るのはさらに150ミリ秒あとである』
『つまり、自由で自発的な行為の550ミリ秒前に、すでに脳(無意識)は起動している』
実験神経科学者ベンジャミン・リベットが以上の恐るべき発見をしたのは1980年代のことである。
さらに、彼は、
『意識をともなった自由意志は最終的な「今、何々しよう」とするプロセスを起動するのではないということがわかりました』
『「この何々しよう」というプロセスは無意識に生じるのである』
と彼の著書『マインド・タイム/岩波書店』で述べている❗️
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この本は2004年にアメリカで、翌年の2005年に日本で出版されたものだが、
ぼくが手にしたのはamazonからで今月の1日だ!
読んで、頭がくらくらするような内容だった。
だって、自分の意志でなにごとも決めてやってきたと思っていたのが、
その400ミリ秒、550ミリ秒前に無意識が動いた結果だと言うのだから。
ただ人生を振り返ってみると、人生の転機になるような重要な決断こそ、
無意識の働きによったもののような気がする。
ぼくの人生の最大の決断は、
『ビーチサンダルの奇跡』の中の『月収1000万円』への行動だったし、
茂代にとって人生最大の決断は、
『愛する妻』の中での茂代の「うん」と言う返事だった!
ふたつとも自分の意志ではなく、無意識が先行したように思える!
無意識を、潜在意識を愛そう❗️
昨日の潜在意識セミナーの内容は、
ベンジャミン・リベットの発見についてと、
それにつながる実践『自分をハグする』大切さだった!
ますます、無意識(潜在意識)の働きを無視できない世の中になってきた❗️