男の子side


こんな扱いはひどい、と思う。

なぜ同じ人間なのに、ユダヤ人というだけで迫害を受けなければならないのか。
わからない・・・。


そんな僕の唯一の楽しみは、掃除の時間だった。

掃除の時間は監視の目から離れられるし、何より外に出られるから。
といっても、柵の内側だけど。



掃除の時間。
できるだけ人を避けようと、人気(ヒトケ)のない場所に来た。

溜息と共に思い出していたのは、家族のこと。

ここに連れてこられてすぐ、僕は家族と離された。
今は生きているのかすらわからない。

重くなりかけた気持ちを忘れようとして、僕は歌い始めた。

昔から歌うのが好きだった。
歌を歌えば、嫌なことを全て忘れられる・・・そんな気がした。


夢中で歌っていると、微かな音が聞こえた。

視線を上げると、柵の外側から女の子が僕を見ていた。

僕は思わずその子に問う。


「・・・誰?」


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ここまでくると、駄文とか気にするレベルじゃないw

物語の展開の仕方が悪すぎてw

駄文にはかわりないけどさ←


あ、もちろん男の子はレンのつもりです←

で、次は女の子に戻しますw
刑務所の周りを散歩する。
久しぶりに吸う外の空気は、とてもおいしかった。

――あれ?

掃除の時間だったのかもしれない。
柵の向こう側にたくさんの人が見えた。

ユダヤ人・・・だった。


パパに聞いたことがある。
ユダヤ人は、私たちドイツ人に乱暴なことをするって。

だから、柵があるとはいえ、私は彼らが怖かった。

――戻ろ・・・。

来た道を引き返そうと刑務所に背を向けた、その時だった。


歌声が聞こえた。
とても綺麗な歌声が。

私は思わず振り返った。



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次は男の子視点ですw
私は聴覚障害者。
だからあんまり喋れないし、おまけに病も患っている。

でも、やっぱり病院に篭りきりなのは退屈で。

こっそりパパの仕事場について行った。
ホントは外に出ちゃいけないって言われてるんだけど・・・。


パパの仕事場は、ユダヤ人の収容された刑務所。

私はそこにスケッチブックを持って行った。
スケッチブックは私の口だった。

喋れないなら、書けばいい。
そう思ってパパに買ってもらった。


あのスケッチブックを持って行かなければ―――

私の耳が完全に聞こえなかったら―――


運命は変わったかもしれない。


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駄文・・・orz


コメくれると喜びます。