男の子side

驚いていた。
まさかあの問い掛けに首を横に振ってくれるなんて、想定外だったんだ。

でも、嬉しかった。

思わず笑顔になってしまったほどに、嬉しかった。

――最後に笑ったのって、何年前だったっけ・・・。

ここに来てから、笑ったことなんてなかった。

今、心の底から笑えるのが、信じられなかった。

見れば女の子も笑顔になっていた。



僕はまた歌いだした。

今度は、僕に笑顔をくれた女の子のために、歌う。


・・・そういえば、人のために歌うのは初めてかもしれない。

今までは、僕の気持ちを晴らすためだけに歌っていた。


――人のために歌うって、いいかもしれない。

――僕の歌を聞いてくれる人がいるのも、嬉しい。


僕は、何だか今まで知らなかった感情が溢れてくるのを感じた。



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文章力の無さが浮き彫りになってますw


あ、コメ返が花音になってても気にしないでw←
男の子side


振り返った女の子に聞いてみる。

「君は、ドイツ人かい?」

その問い掛けに女の子は頷いた。

・・・やっぱり、そうだよな。

何故だか悲しくなってきた。


答えはわかっているのに、聞いたらもっと悲しくなるってわかっているのに。

僕はこう聞かずにはいられなかった。

「僕らが、怖い?」




女の子side

男の子に、ドイツ人かと聞かれ、私は頷いた。
そうしたら、彼がなんだか悲しそうな顔をして。

「僕らが、怖い?」

初めは、頷こうとした。
でも、どうしてだろう?
なぜか首を横に振っていた。

そのとたん、本当に怖くないような気がした。

見ると、男の子は驚いたような顔をしていて。
それから、笑顔になった。

なんだかそれが嬉しくて。

気付けば私も笑顔になっていた。



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テキトーすぎる・・・。
サーセン←


・・・ごめんなさい。
謝るから石投げないで!!←w
女の子side


あまりに綺麗な歌声に、思わず聴き入ってしまう。

歌っているのは私と同じか、それより年上の男の子だった。


と、不意に歌声がやみ。
声をかけられた。

「・・・誰?」

とっさに逃げようとした。

勝手に歌を聞いてしまって気まずかったし、それに私はやっぱり怖かったから。


でも・・・

「待って、行かないで」

その声に私の足は止まった。

「お願い、逃げないで・・・」

その声があまりに必死そうで、悲しそうだったから。

私は逃げることができなかった。



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・・・文句言われる前に逃げます←