ねえ、あなたは覚えてる?
ずっと前の約束。
『ずっと一緒にいようね』
幼い頃の約束を。
あの頃私たちは、何も知らなかった。
何も知りたくなかった・・・。
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息がどんどん苦しくなっていって、きっともうすぐなんだな、なんて思う。
あなたは私の手を握ってくれていて、あなたの手の温もりだけが暖かかった。
私、まだ逝きたくない。
あなたと一緒にいたい。
でも、わかってるよ、叶わない願いだってことくらい。
だからせめて最後まで、あなたの手の温もりを感じていたい。
あの約束・・・ごめんね、守れそうにないよ・・・。
大好きで、ずっとずっと側にいたいと思ってた・・・。
でもそれが無理ならば。
せめて笑って逝きたいな・・・。
あなたの記憶の中の私が、幸せでいてほしいから。
「・・・・・・。」
そっと口を開いて言った言葉に、音はなかった。
伝わったかな、あなたに。
伝わらなかったとしても、いいや。
あなたの想いは、伝わったよ。
今となっては、その想いは苦しいだけだけど、嬉しかった・・・。
私、もうあなたの温もりを感じられないの。
さよなら・・・ありがとう。
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今にも意識を手放しそうな君に言った言葉・・・僕の想い、伝わったのかな・・・。
伝わっているといい。
君の想いは受け取ったよ。
でも、今となってはその想いでさえ、辛い。
君のいないこの世界で、生きていく自信はこれっぽっちもない。
だから、君のところに、僕もすぐいくよ。
君は怒らないでくれるだろうか・・・?
終わりを告げた想い
「「愛してる」」
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紙飛行機を書く気になれなくて書いてみた。
即興だから内容ひどいのは気にしないでくださいw←
