ねえ、あなたは覚えてる?
 
ずっと前の約束。
 
 
『ずっと一緒にいようね』
 
 
幼い頃の約束を。
 
あの頃私たちは、何も知らなかった。
 
何も知りたくなかった・・・。
 
 
 
+++++++++++
 
 
息がどんどん苦しくなっていって、きっともうすぐなんだな、なんて思う。
 
あなたは私の手を握ってくれていて、あなたの手の温もりだけが暖かかった。
 
 
私、まだ逝きたくない。
あなたと一緒にいたい。
 
でも、わかってるよ、叶わない願いだってことくらい。
 
だからせめて最後まで、あなたの手の温もりを感じていたい。
 
 
あの約束・・・ごめんね、守れそうにないよ・・・。
 
大好きで、ずっとずっと側にいたいと思ってた・・・。
 
 
でもそれが無理ならば。
 
せめて笑って逝きたいな・・・。
 
あなたの記憶の中の私が、幸せでいてほしいから。
 
 
「・・・・・・。」
 
そっと口を開いて言った言葉に、音はなかった。
 
伝わったかな、あなたに。
 
 
伝わらなかったとしても、いいや。
 
あなたの想いは、伝わったよ。
 
今となっては、その想いは苦しいだけだけど、嬉しかった・・・。
 
 
私、もうあなたの温もりを感じられないの。
 
さよなら・・・ありがとう。
 
+++++++++++
 
今にも意識を手放しそうな君に言った言葉・・・僕の想い、伝わったのかな・・・。
 
伝わっているといい。
 
 
君の想いは受け取ったよ。
 
でも、今となってはその想いでさえ、辛い。
 
 
君のいないこの世界で、生きていく自信はこれっぽっちもない。
 
 
だから、君のところに、僕もすぐいくよ。
 
君は怒らないでくれるだろうか・・・?
 
 
 
 
終わりを告げた想い
 
 
「「愛してる」」
 
 
**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆*
 
紙飛行機を書く気になれなくて書いてみた。
 
即興だから内容ひどいのは気にしないでくださいw←
女の子はすぐ読み終わったようで、手紙から目線を上げた。

そして何かを考え、スケッチブックを開いた。


すぐに紙飛行機が柵を越えて飛んできた。

なぜか2つも。


・・・ああ、そういうことか。

きっと彼女は、僕らが紙を持っていないことを知っているんだろう。

ありがとう、という気持ちを込めて女の子に微笑んだ。


そして紙飛行機を開くと、そこには

『お手紙をありがとう。嬉しかったよ。
あの、突然で悪いけど、よければ歌ってくれませんか?』


思わず笑っていた。
気づいたら声を上げて笑っていた。

そして、いいよ、と頷いて見せて、僕は歌い始めた。



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なんか、自暴自棄な気分で更新←

短めとか気にしないよーにw←


気が向いたらまた更新しますー
男の子side

手紙を書いたんだ。

どうしても、あの子に伝えたかった。

――僕の歌を聞いてくれてありがとう。

って・・・。


もう1つ、書いたことがある。

それは、1輪の花のこと。

雑草だらけの闇の中、その花はしっかり咲いていた。


女の子の姿は、何故だかその花を連想させた。



女の子が手を振って、こっちに向かって来る。

胸か暖かくなってきた。

僕は手紙を取り出すと、素早く紙飛行機を折る。


女の子は、柵のぎりぎりまでくると、今まで以上に満面の笑顔を浮かべた。

不意に可愛いと思い、慌てて視線をそらしてしまった。

早くなりかけた鼓動をごまかそうと、僕は口を開く。


「あ・・・手紙を書いたんだ・・・。受け取ってくれる?」

女の子は驚いたように瞳を瞬かせて。

それから嬉しそうに頷いてくれた。


僕は紙飛行機を飛ばした。

女の子はそれを捕まえると、その場で読み始めた。

僕は気恥ずかしくなって、そっぽを向いた。



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正直、このペースで毎日書いてたら、すぐ終わっちゃいそうあせる

昨日がノート2ページ分で、今日が1ページ分。

あと・・・10ページちょっと?で終わりそうだからなぁ・・・w


ま、こんな駄文を読んでいただき、ありがとうございました!!

コメくれると喜びます