例えば、あなたが三日三晩、カツカレーのことを想像したとします。
あなたの脳内には、カレーライスの上にカツを乗せた美味しそうな絵で溢れかえっています。
その状態で洋食レストランへ行き、カツカレーという念波を発しながら、このように注文してみてください。
『オムライスください。』
さて、あなたの目の前には何の料理が出てくるでしょうか❓
正解はオムライスです。
つまり何が言いたいのかというと、思考より言葉の方が強いということです。
「それは人に対してだろ❗」と思うかもしれませんが、脳の観点から見ても言葉が思考を凌駕することが分かっています。
例えば、あなたがプロ歌手として成功したいのに、『私の歌が売れる訳がない』と謙遜して口癖のように言っているとします。
この場合、意識と言葉のどちらが勝つでしょうか❓
これも正解は言葉です。
あなたの言葉があなた自身を『売れない歌手』にするように、脳に命令しているのです。
思考と正反対の言葉を使っていると、本音でいくら成功したいと思っていても、
あなたの潜在意識では、その注文を全く受け付けてくれないのです。
本音や意思よりも圧倒的に強力なのは、自分の言葉を聴いた脳が及ぼす影響です。
脳は『あなたの言葉』に対して敏感に反応し、無条件に従います。