失礼な言い方すれば、基礎が無いと家は建たない。
理解力が無いと、いくら話しても無駄。
大阪人、名古屋人は別として、何となく関東以北の人って、
お金の話はタブーに感じるんです。
お金の話は「はしたない」「ハズカシイ」などね。
江戸っ子も「宵越しの金は持たない」とか言うし。
親やその親の世代からそんな考え方なので、
経済知識がつくどころか、聞かない、口にしない、考えない。
結果としていい年になっても経済バカで、
いざ、真剣にお金のことを考えようにも分からず、
結果として諸外国の餌食になる人が山ほどいますね。
ウチの両親もそんな感じでしたが、
アタクシが中学2年の時、最大の売掛先に騙されて、
連鎖倒産状態になり、初めて経済の知識は大切と痛感。
中2にして内職しながらのどん底生活の中、
「騙される方が悪い」「知識は重要」「しょせん性悪説」
と、食われる側でなく食う側になるべく、
生活を支えるための早朝深夜のバイトの一方、
しっかり勉強して大学行って銀行に勤めた。
人は一度でも地獄を見ないとダメ、
20代にしてそう思いましたわ。
昨日のお昼にパートのおばちゃん3人から質問され、
丁寧に分かりやすく説明したんだけど、
ぶっちゃけ「経済バカ」なので、理解する前に、
先入観で耳にフタをしてしまう状況だったのだ。
実にムダな時間を過ごしましたわ。