中尾彬さんがお亡くなりになりました。
何だかすごく親しみ感じてまして。
那須に越す前の谷中時代、年中お見かけしてました。
買い物行くにもいっつもご夫婦二人。
家は近いし、志乃さんの実家なんて目と鼻の先だし、
買いに行く魚屋さんも、食べに行く中華屋さんも、
二軒もカブってまして。
アタクシが那須に来てからすぐ、その中華屋さんが、
相次いで閉店してしまったんですよ。
「珎々亭」という名前のお店で、当時歩いて1分の、
日暮里駅と夕焼けだんだんの中間くらいにありました。
名物が「サーティーライス」と「北京味噌ラーメン」。
あたしゃこの2つの繰り返しだったから、
もっと他のものも食べておけばよかった。
しかし、まだ支店があるんです!
当時アタクシが住んでいたのは「朝倉彫塑館」の並びで、
右に行けば「本店」、左に行けば「支店」って感じ。
この日は「弥生美術館」へ行くので、支店で食べる!
アタクシが居た時は、こんな通りの名前じゃなかったのに。
あれから30年、谷中の街はチャラくなって、
今更戻りたいとは思えなくなったし。
通りを出ると、相変わらず営業してます。
「中華料理 珎々亭支店」
ここんちも老夫婦で営業してるので、
言い方は悪いけど、今食べておかないと。
ありましたよ、サーティライス♪
細かく言うと、本店の表記は「サーティーライス」と、
横棒で伸ばしてたけどね。
年齢が年齢だけに、昔よりさらにメニュー絞ってるけど、
元々こちらには「北京味噌ラーメン」が無くて、
それで本店に行ってたんですよね。
魅力的ですが、酒臭い息吐きながら弥生美術館は・・・。
※実際、かなり混んでたうえ、女子率95%くらいだった。
「サーティライス」
ザーサイとスープがついて800円は安い!
具は「豚肉」「白菜」「ピーマン」「人参」「玉ねぎ」、
「小松菜」
中華丼風の味付けに「沙茶醤」です。
昔々、「沙茶醤」をアメ横で買って、家で使ったんですが、
結構いい味にはなるものの、多量に使うものじゃ無いので、
買ったところで使いきれずに8割方捨ててました・・・。
今、思い出した!
こっちじゃなくて本店行ってたもう一つの理由を!
支店は野菜の切り方が大ぶりなので、
ネコ舌のアタクシには大変だったからでした!
でもやっぱりウマいね~♪
実は中尾さんはいつも奥に入ってたんで、
来てるのは知ってたけど、何食べてるのかは知らない。
でも、オリジナルだし、きっと食べたんだろうなぁ。