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E2814
抗 MTBR タウ抗体
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとの
共同開発
日本経済新聞より
エーザイ株価が反発
「認知症新薬の開発」
報道
(9時40分、プライム、コード4523)エーザイが反発している。
一時前週末比98円(1.48%)高の6690円を付けた。
1日付の日本経済新聞朝刊は
「アルツハイマー病の症状を引き起こす
『タウ』と呼ぶたんぱく質を標的とした
新薬を開発する方針だ」
と報じた。
新薬候補物質について安全性を確かめる
小規模な臨床試験(治験)を進めており、
米国で2030年度をメドに実用化するという。
将来の収益貢献を期待した買いが入っているようだ。
エーザイではアルツハイマー病治療薬
「レカネマブ」がすでに承認されている。
レカネマブは認知症の進行を
27%緩やかにする効果があるが、
タウ新薬と組み合わせることで
効果を高められるという。
市場では
「世界的に高齢化が進むなかで、
認知症薬の需要は
一段と高まっていく公算が大きい。
今回の新薬の実用化はまだ先の話だが、
治験が順調に進めばさらなる株高も期待できるだろう」
(立花証券の千葉明弘企業調査部課長)
との見方があった。