ストレスがうつ病を 促進するメカニズム | フレイルも認知症も減らない日本

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ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安


今日
やっぱりなぁと思った情報





都市伝説系YouTuber
コヤッキーさん

☠️広告代理店☠️
から
💰数百万円💰
新型コロナワクチンについて
前向きに発言してくれる
インフルエンサー案件を
断っていた事を暴露‼️



さて
今日の本題は
ストレスとうつ病‼️


非常に興味がわく領域ですが
意外な展開でした



マトリックスメタロプロテイナーゼ8
 (matrix metalloproteinase 8; MMP8)

MMP-8は、好中球コラゲナーゼとしても知られる、
マトリックスメタロプロテイナーゼファミリー
(MMP)ファミリーのメンバーである。
MMP-8は、
胎膜に強度を付与する線維性コラーゲンを分解し、
白血球や絨毛性細胞栄養膜細胞で
発現することが報告されている。

惻坐核
(nucleus accumbens, NAc)

報酬・快感・嗜癖・恐怖に重要な役割を果たす
と考えられている側坐核は
両側の大脳半球に一つずつ存在する。
尾状核頭と被殻前部が透明中隔の外側で接する場所に位置する。
側坐核は嗅結節などとともに腹側線条体の一部である。
側坐核は「core」と「shell」という、
構造的にも機能的にも異なる二つの構造に分類される。
側坐核の神経細胞のうち約95%は
GABA産生性の中型有棘神経細胞であり、
出力される投射は側坐核からの出力のうち最も主要である。
他にはコリン作動性の大型無棘細胞が存在する。






東京都医学総合研究所より


ストレスがうつ病を
促進するメカニズム


今回の論文のポイント

慢性ストレスにさらされたマウスは、
末梢血の単球における
マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP8)の発現が増加する。

慢性ストレスにより、
単球が脳内の側坐核 に侵入し、
末梢血の単球で増えたMMP8が
側坐核微細構造を変化させことにより、
鬱様行動を誘導する。

末梢血のMMP8を抑える事で、
ストレスによる鬱病などを防げるかもしれない。





現代は、科学技術が発達し、より便利で快適な生活ができるようになりましたが、その一方で、現代社会は、ストレス社会と言われ、ストレスが多くの疾患を促進することがわかってきました。

中でも、過酷な労働条件、人間関係のトラブルなどのいくつかの要因がストレスになり、それが引き金になってうつ病を発症することが多いと言われています。職場においては、ストレスの重大性が認識された結果、定期的にストレスチェックが行われ、過剰なストレスが疑われる場合は産業医の診察を受けられるようになりました。

このようにして、ストレスによるうつ病などの発症の防止には一定の効果が認められたと思われますが、そのメカニズムが不明である以上、治療も消極的にならざるを得ず、うつ病に対しては、職場においては、配置転換、労働時間の短縮などが行われ、従来の薬物療法が行われるに過ぎません。

また、ストレスチェックや産業医の診察も、ややもすれば、主観的になる可能性があることを否定できません。

したがって、ストレスによるうつ病などの発症のメカニズムを分子レベルで理解し、それに基づいた治療を行う必要があると思われます。

このような状況で、ニューヨークのマウントサイナイ医科大学のFlurin Cathomas博士らは、慢性的なストレスにより、末梢血の単球におけるMMP8の発現が上がり、MMP8が脳内に侵入して微細構造を変化させ、それがうつ病の原因となることを示し(図1)、Natureに報告しました。

これらの結果は、MMP8がストレスによるうつ病などの発症に対するバイオマーカーとしても有用で、治療標的になる可能性を示唆し、今後の展開が注目されます。