座礁したイルカの脳に アルツハイマー病の特徴 | フレイルも認知症も減らない日本

フレイルも認知症も減らない日本

Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安


アルツハイマーだったんですね


CNNニュースより。


座礁したイルカの脳に
アルツハイマー病の特徴
集団漂着の解明に手がかり
 英研究



 英スコットランドの海岸に打ち上げられた
イルカやクジラの脳に、
アルツハイマー病の特徴が見つかった
という研究結果が発表された。

相次ぐ集団座礁の原因を解明する
手がかりになるかもしれないと
研究者は指摘している。

欧州の学術誌に13日掲載された論文によると、
グラスゴー大学などの研究チームは
ハクジラ類22頭の検視を行って、
脳の状態を詳しく調べた。

標本を調査したのは
ハナゴンドウ、
ヒレナガゴンドウ、
ハナジロカマイルカ、
ネズミイルカ、
バンドウイルカの5種。

22頭のうち18頭は高齢だった。

研究チームは人の組織を検査するのと同じ方法で、
アルツハイマー病の特徴である脳の病変を調べた。

その結果、
いずれも
高齢のヒレナガゴンドウ、
ハナジロカマイルカ、
バンドウイルカの3頭から、
人のアルツハイマー病に関係しているのと
同じ脳の病変が見つかった。

イルカやクジラの座礁が
こうした病理学的変化に起因しているのかどうかは
興味深いと研究者は指摘、
今後の研究で探るべき重要なテーマになると話している。

今回の調査では、
リン酸化タウたんぱく質や
グリア細胞の蓄積が認められ、
アルツハイマー病の人の脳にみられる
たんぱく質のアミロイドベータの塊が
できていることが分かった。

そうした病変は、
アルツハイマー病の人の脳と同じ領域に分布していた。

これまで人間しか発症しないと思われていた
アルツハイマー病にかかわる脳の病変が、
動物にも起きることが
今回の研究で実証されたと研究者は解説する。

英国の沿岸には頻繁にハクジラの集団が迷い込む。

研究者は今回の研究について、
高齢のリーダーに率いられた群れが
リーダーの混乱によって浅瀬に迷い込む
「病気のリーダー」説の裏付けになる
かもしれないと話している。