第8波 コロナ・インフルエンザ同時流行懸念も 接種伸び悩み  | フレイルも認知症も減らない日本

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Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安





産経ニュースより。


第8波
同時流行懸念も
接種伸び悩み 
対策手詰まり




政府が
新型コロナウイルスの流行「第8波」に
対応するため、「対策強化宣言」を新設し、
自治体がこれまでより
強力な外出自粛要請などを
出せるようにした背景には、
新型インフルエンザとの同時流行への懸念がある。

医療逼迫(ひっぱく)の回避は
岸田文雄政権にとって最重要課題だからだ。

ただ、
オミクロン株対応のワクチン接種も
伸び悩んでおり、
対策に手詰まり感も見える。

政府の新型コロナ感染症対策分科会の
尾身茂会長は11日の記者会見で、
「緊急事態宣言や蔓延(まんえん)防止等重点措置を
出さずに医療の機能不全を避けるべきだ」と述べ、
行動制限を用いずに第8波を乗り切る姿勢を示した。

すでに、
ピーク時には新型コロナとインフルエンザをあわせ、
1日75万人の患者が発生するとの予測もある。

直近1週間の新型コロナの
全国の新規感染者数は前週比で1・4倍となっており、
尾身氏は「新しい波に入りつつある」と指摘する。

政府が今回示した対策強化宣言は、
第7波で用いた「BA・5対策強化宣言」を拡充した内容で、
都道府県は重症化リスクの高低に
かかわらず外出自粛要請などを出せるようになった。

年末にかけて
クリスマスや忘年会など
会合の機会が増えそうなこともあり、
感染拡大が本格化する前に
新たな対策を示す必要がある
と判断したためだ。

あらゆる年代に呼び掛けることで、
同時流行時に懸念される
発熱外来の逼迫を避けたい考えだ。

ただ、
緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置であれば
営業時間の短縮要請などを行えたが、
対策強化宣言や、
さらに強力な
「医療非常事態宣言」でも
罰則のある行動制限は実施できない。

合わせて、
政府は新型コロナワクチン接種の体制整備も
進めているが、
接種率は低い水準にとどまっているのが実情だ。

与党内からは
「過去最多の感染者数が見込まれる状況で、
『帯に短したすきに長し』の内容だ」
(閣僚経験者)
と新たな宣言の実効性を
問う声も上がっている。