萎縮筋肉分泌物が認知症発症加速 | フレイルも認知症も減らない日本

フレイルも認知症も減らない日本

Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

フレイル対策が
認知症対策に
有効であると
証明された
瞬間ですね。



北日本新聞より。



筋肉萎縮で
認知症に 
富山大の
東田教授ら
発表、
分泌物が
発症加速





 富山大和漢医薬学総合研究所の東田(とうだ)千尋教授は、骨格筋の萎縮が認知症を発症させ、さらに、萎縮した筋肉から出る物質が認知症の発症を早めることを突き止めた。

運動不足と認知症に関連性があることは知られていたが、筋肉の萎縮が認知機能障害を引き起こすことを証明した。 

 研究は、博士後期課程1年の長瀬綸沙(つかさ)さんと実施。記憶障害を発症する前(生後12週)のマウスの後ろ脚を2週間固定し、動かせないようにした。筋肉が衰えたマウスは記憶障害を発症。

このマウスの骨格筋から分泌されたヘモペキシンタンパク質が骨格筋と血中、脳の海馬で増えていることが分かった。 

 そこで、さらに若齢(同6~7週)のマウスの脳内に直接、ヘモペキシンを2週間連続で投与すると、記憶障害を発症。脳内で神経炎症に関わる物質が増えており、認知症の発症が早まった可能性が示された。  
東田教授は、骨格筋からのヘモペキシンの分泌を抑えられれば、加齢や病気で体を動かせない人も認知症予防を目指せるとした。

 研究結果は17日、米科学雑誌ジャーナル・オブ・カヘキシー・サルコペニア・アンド・マッスル電子版で発表された。